業界分析のやり方
こんにちは!
今回は世良友花です!
今日は業界研究の方法について発信したいと思います!
業界研究ってまずなにから始めたらいいんだろう?
自分はどの業界を進みたいんだろう?と悩んでいる方にぜひ読んでいただきたいです!
読んで欲しい人
・業界研究の方法がわからない人
・志望の業界が絞れていない人
・自分のやりたいことが見つからない人
そもそも何で業界研究ってするの?
業界研究をする理由は、
①自分と業界とのミスマッチをなくす事
②業界内の脅威とチャンスを把握すること
これらになります。仕事内容の研究を自分が楽しく働くための内部的な要因だとすると、業界構造の分析は外部的な要因と言えるでしょう。
業界構造の分析とは、業界がどのような構造で利益を得ているのか研究し、その構造にとってチャンスは何で、逆にどのような脅威にさらされているのかを分析することです。業界研究をする前のその業界のイメージと、業界研究をある程度終えてからのイメージとでは全く違うものです。入社後、実際に働いてみて「思っていた仕事内容と違う!」と感じてモチベーションが下がったり、「思っていたより業界として衰退傾向にあるかも」と自分自身のキャリアに響く事態にもなりかねません。
そんな事にならない為に業界研究はしっかりやっとくべきなんです!
業界研究のやり方って?
そこで業界研究をしよう!と思っても、何から手をつけて良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は業界研究のやり方を紹介しようと思います。
自分の興味のある企業をピックアップ
業界研究で1番最初にすることは、興味のある企業を1つ見つけることです。既にその企業を受けることが決まっている、という企業が無い場合がほとんどだと思います。そんなときは、なんとなくでも構わないので1つ選びましょう。先輩が勤めている企業だから、合同説明会の中で1番印象に残ったからなど理由は何でもOKです。
ex.
「ゲームが好きだから!」⇨株式会社ミクシー
企業から業界全体に視野を広げる
選んだ企業が何の業界なのかを調べ、業界内でのその企業の立ち位置を知りましょう。企業の立ち位置を知るのには、他社との比較が大切になってきます。業界内の様々な会社と比較して、強みと弱みを探りましょう。そこで知った違いは、志望動機を書くときにとても重要になります。
ex.
株式会社ミクシー:ゲーム業界 売上ランク8位(2019年3月時点)
《強み》
・『モンスト』という国内ダントツトップのヒット作を所有
・資本金が潤沢なので新規事業に投資できる
・サーバーサイドのエンジニアが優秀
《弱み》
・売り上げがモンストに依存
・事業立ち上げのスピード感が遅い
・グローバル展開
業界と業界の繋がりを知る
興味のある業界がどんな仕事をしているかを知ることで、異なる業界とどのように繋がっているのかが見えてきます。異なる業界が見えてくると、そちらにも興味が出てくるかもしれません。そのときは、その業界の特徴(市場規模や職種、仕事内容、将来性など)や、業界内の有力な企業を調べていきましょう。
ex、ゲームアプリ制作に関係する過程
①部品を作る(製造業界)
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②製品を組み立てる(製造業界)
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③販売店に運ぶ(運送業界)
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④商品を宣伝する(広告業界)
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⑤店舗で販売する(小売業界)
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⑥アプリを制作する(ゲーム/IT業界)
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⑦アップルストアに掲載(IT業界:株apple)
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⑧アプリの広告をする(広告業界)
この様に様々な業界が関わっています。
求められている人材を考える
同じ業界の企業に共通する点や弱みと、業界と業界の繋がり方から求められている人材を考えます。営業であれば、他者に魅力的なプレゼンができるコミュニケーション能力が求められます。もっと詳しく考えると、任天堂では、覚悟をもって困難に向き合い、お客様の笑顔のために前向きに挑戦を続けていける人を求めます。このように、適している素質や能力を知り、自分に合っているかを考えましょう。
ex.
ーミクシーの弱みからー
経営の柱となる新しい作品を生みだせる人。
詳しくはロジカルシンキングを用いて仮説検証を繰り返し答えを見つけていける企画職やデザイナー。
その他海外展開できるモンストとは離れた世界観を持つゲーム企画職など。
業界研究で注目すべき必須項目とは?
業界研究のチェックポイントは以下の3つです。
業界の市場規模
業界の全体像を把握することはとても大切です。全体の売上はいくらなのか、平均年収はいくらなのか、などの数値を知っておくことは重要です。また、業界内のプレイヤーのビジネスモデルや動向(売上・シェア)を把握しておくことも重要です。
ビジネスモデルの勉強に参考⇩
https://note.com/tck/n/n95812964bcbb
業界の仕事内容
1「誰を相手に」
2「どんな商品(サービス)を」
3「どのように売っているのか」
の3つを知っておきましょう。顧客が企業である場合、なかなか仕事内容の想像がつきにくいです。事業がどのように成り立っているのかを押さえておけば、仕事内容もイメージしやすくなります。
業界の現状・課題・将来性
業界の利益推移などから、業界の現状と将来性を調べます。現状や過去に問題があった場合は、何が原因なのかまでしっかり調べましょう。課題を明確にしておくことで、自ずと将来性も見えてきます。
例えば広告業界では、国内大手広告代理店の巨大な柱であるテレビCMは、かけられる予算規模は数ある広告ジャンルの中で比較すると未だに大きなものですが、日本の主要民放キー局合わせた売上高よりFacebook一社の広告売上高の方が遥かに多い現状を見ても、日本の広告業が衰退するのは時間の問題です。広告業界を縮小させないためにも、日頃の行動に対してどのようにアプローチしていくかが重要なキーとなってきます。どんなキャッチーな広告を出せるかが、これから広告業界で生き残っていくには必要な事でしょう。
業界研究におすすめのツールは?
インターネットが発達している現在、業界研究に使えるツールはたくさんあります。それぞれのメリットを紹介するので、自分に合ったツールで業界研究を進めましょう。
就職情報サイト
1番手軽で利用者が多いのが就職情報サイトです。手持ちのスマホや携帯で行うことができるので、電車に乗っている通学時間内などの隙間時間にも業界研究ができる手軽さが魅力です。また、本格的な業界研究の結果が載っているサイトもあり、利便性が高いのが特徴です。
逆スカウトサイトの登録もおすすめです!⇩
新聞やニュース
新聞やニュースなどは、特定業界や社会全般の最新動向を知ることができます。就活の面接では、社会動向などの一般常識を聞かれることも多々あるので、新聞で自分の興味のある業界以外の動向を知っておくのはおすすめです。
これ一つで業界研究の精度が上がるおすすめニュースアプリ⇩
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業界団体のホームページ
各業界の企業が参加している業界団体のホームページには、業界の近況が記載されていることが多いです。最新情報もすぐに掲載されるので、利便性も高いです。
合同説明会
1度に多くの企業を知ることができる合同説明会は、企業や業界の比較をするのに最適な機会です。その場で気になったことは質問可能なのもポイントです。企業や業界について多くを知ることで業界全体への理解も深まります。
まとめ
業界研究は、自分にぴったりの企業を見つけるためも重要なステップです。業界のビジネスモデルを知っておくと自分のアピールを具体的にできるので、企業に評価されやすい志望動機を書くことができる、というメリットもあります。私は、業界研究の方法を調べることを通じて、一生働くことになるかもしれない業界だからこそ、細かい部分までしっかり研究して、後悔しない就活をしたいと思いました。
今回の発信が皆さんの業界研究の役に立てれば嬉しいです!