「就活の軸」を見つける為に必要なこと
みなさんこんにちは!
法学部の石田涼香です。
今回は「就活の軸」についてです。
東京だけでも20万社以上ある会社から自分に合う所を見つけるには、ある程度志望内容を絞ってから就職活動をする必要があります。
今日はその会社を絞る為に必要な自分の軸を見つける事について発信していこうと思います!
読んで欲しい人
・就活を始めたばかり
・自分の軸が無くて困っている
・興味のある業界/会社が分からない
就活の軸選びとは
一般的な定義として認識されているのは、会社選びや仕事選びの自分なりの基準のことを指します。
(例: 社会人になってどんな仕事、どんな働き方をしたいか、譲れない条件)
就活の軸選びの大切さ
就活の軸が大切な理由は主に2つあります。
面接官に就活の軸をしっかり答えられるのを求められる一方で、答えられなかった場合には落とされてしまうことも有り得ます。
①一貫性のある仕事選びの基準を持って選考を受けているのかを見られる為
超一流や人気企業をたくさん受けたところで、「何を考えて企業選びをしているのかわからない…(一貫性がない)」と言う疑念を当然面接官も抱くため、就活の軸を明確に答えられなければ、「ミーハーだ」「フワフワしている」という烙印を押されて選考に落ちてしまいます。
②企業と学生のミスマッチを防ぐ為
軸選びをしっかりしないと、内定が貰えたとしても入社後に「何か違うかも」と違和感を感じてしまうことがあります。
企業は学生の志向と自社の事業内容や社風が合っているのかを判断するので、「それ、うちの会社じゃなくてもよくない?」という質問を受ける事の無いようにしっかり軸を定めておく必要があります。
就活の軸を選ぶためには?
①自己分析
これまでの自身の経験を振り返り、その時の感情を思い返してみることで「自分が望む仕事内容は何なのか」「自分が望む職場環境はどのようなものなのか」など、自身が企業に求めるものを理解していく必要があります。
②業界・企業研究
自己分析をして望む職場を理解した上で、様々な仕事を知る必要があります。近年では、就職四季報などの書籍や、「Vorkers」などのネットの口コミサイトを使って情報収集している学生が増えています。
なかでも「OB訪問」は、業界研究・企業研究をする上で最も有用な方法です。(頭で考えるだけではなく社会人に会いに行く機会を増やしていきましょう)
具体的な軸選びのアプローチ方法
具体的なアプローチ方法は主に2つあります。
①将来の夢から決める方法自分のやりたい事や夢を軸に「その為には何が必要か」という視点で就活の軸を決めていけば良いです。
②入りたい会社から決める方法
入りたい会社の経営理念を元に軸を考える方法です。
「自分には何が出来るのか(can)」
「何をしたいのか(will)」
「何をする必要があるのか(must)」
この3つを考えましょう。
・もしこれらの方法が難しい場合,,,
複数の企業を一覧で見て、直感的に「興味があるか、興味がないか」でジャッジしてみましょう。
そして興味のある企業の共通点を考えることで自分の価値観に気付き、就活の軸が見えやすくなってきます。
就活の軸の具体例
・社会貢献したい
・世界を豊かにしたい
・良いものを世の中に広めたい
・人の笑顔を見たい
・人の役に立ちたい
・ある趣味をずっと続けたい
・「共感」を広げたい
・ラグジュアリーな「体験」を届けたい
・「熱中」を生み出したい
・人を喜ばせたい
・影響力を持ちたい
これらは自分の夢や生きる理由から導き出せそうな就活の軸になります。
しかし平社員でも叶えられるような内容では、すぐに達成してしまい会社に長く留まる印象を残せないため、重要な役職に就いて叶えられるような大きな夢が好ましいです。
「成長できる企業」、「人と関われる企業」等はどこでも通用する為、「なぜそう思うのか」という理由の部分を明確にしておく必要があります。
まとめ
就活の軸選びは就活の始まる3月中には終わらせておくことがベストです。
面接官は自社のビジョンと比較して、より一致している就活生を採用しようとします。
しっかり自己分析と業界・企業研究をすることでビジョンの差異を少なくして、面接で答えられない、入社したけどイメージと違った等の出来事を減らせます。
そして就活の軸においては「一貫性」がとても重要なので、そこをしっかり意識して就職活動に取り組みましょう。