本当の自己分析方法を解説!(自己分析シート付き)
みなさんこんにちは!
法学部の高橋健斗です!
今回は『自己分析のやり方』について僕の実体験も交えながら発信出来たらなと思います。
「行きたいと思う企業や業界が分からない」
「就活の軸が決まらない」
「面接で突かれた時に話せない」
これら全て自己分析をやり切れていない人の特徴として挙げられます。
今回の記事で自己分析のやり方と自己分析に使えるツールをご紹介するので、是非今後の就職活動に役立てて貰えたら嬉しいです!
読んで欲しい人
・自己分析のやり方が分からない人
・自己分析で詰まっている人
・就活の軸や将来の方向性がまだ見えない人
①そもそもなぜ自己分析は必要なのか
就職活動において自己分析が必要な理由は、自分に合った会社を見つける為です。
みなさんで言うと高校卒業後に大学を選ぶことと似たような感じになります。
ただ、当時と大きく異なるのは偏差値や立地、学問等を軸に選んでいた大学受験とは打って変わり、様々な要素から自分が働く環境を選ばないといけません。
その為個人差はありますが、自己分析が出来ている状態と言うのは
・自分の価値観や強み弱みを自覚した状態
・どんな会社で働きたいかが分かっている
・自分の将来の方向性がなんとなく見えてきている
これらを指し、自分がこの様な状態になれれば様々な要素から自分が働きたい会社を見つける事が出来るでしょう。
今回はみなさんの自己分析が少しでも前に進むような方法をご紹介したいなと思います!
②自己分析のやり方を紹介!
今回ご紹介するのは、「具体化と抽象化」になります。
「具体化と抽象化?」
と思われた方もいるかもしれません。
よくある「自己分析サイトに載っている質問に答る」というのだけだと、やったことがある人は分かると思いますが、ただ自分の過去の経験を書き起こしただけになってしまい、全く意味がありません。
そこで答えた内容を「抽象化と具体化」して初めて、自己分析になります。
簡単にこれらを説明するとこうなります。
・抽象化とは:複数の具体例から共通点を抜き出すこと
・具体化とは:1つの抽象的なモノの具体例を出すこと
*例(魚の抽象化と具体化)
①具体的なものである「マグロ」、「鮭」、「アジ」の共通点を探すと、その1つとして「魚」があげられます(抽象化)
②抽象化された「魚」というワードから今度は具体例を探していきます。
先ほど挙げた「マグロ」もあれば、「カツオ」や「イワシ」と言ったように先ほどの具体例だけでは出てこなかったものを見つける事が出来ます。(具体化)
これは「魚」を例にしたものですが、就活における自己分析もこの「抽象化と具体化」の方法が使えます。
《就活の自己分析に応用》
質問文を使った自己分析で過去の経験を出した後に、抽象化と具体化を行うことで「就活の軸」「自分の価値観」「働きたい環境」を見つけることが出来ます。
順序
①自分の好き嫌い、過去に頑張れたことなど書き出す(具体例)
②その具体例の共通点(自分の価値観や欲求)を探す(抽象化)
③その抽象化された自分の価値観や欲求が満たされそうな会社や就職活動の具体例を出していく(具体化)
例
この様に抽象化と具体化を行う事によって、自分自身の就活の軸や大切にしていきたい事が見えてきます。
《抽象化具体化は誰かと一緒にやるのがオススメ》
とはいいつつも、最初からこれを1人でやり切るのはかなり難しいです。
なので友達と一緒にやるのがおすすめです。
オススメのやり方はこの「抽象化と具体化」をゲーム形式でやってしまうこと
形式
①自己分析ツールを使って自分の過去の経験や好き嫌いを書き出す
②友達と一緒に①の共通点探しを行う(先に5つ出した方が勝利)
③出した共通点に合いそうな会社を3社探し出す
これを2人係りで1人づつやることで、自分だけでなく友達の「抽象化と具体化」を行え、出てくる具体と抽象の例も多くなります。
参考:具体化と抽象化の理解と方法
③おすすめ自己分析ツール
ここまで「抽象化と具体化」の例と方法をご紹介しました。
ここからは抽象化を行う前に自分自身の過去や好き嫌いの具体例を出す為の自己分析ツールをご紹介します!
ネットに落ちていたり、すでにやったことがある人はここを飛ばして早速「抽象化と具体化」を実践してみて下さい!
実際にIDITで使っている自己分析シートも添付しとくので、ご自由にダウンロードしてください!
①感情シート
シンプルな自分の好き嫌いを書き出せるシート。
自分の好き嫌いを「人」「モノ」「環境」に分けて書けるので書きやすいです。
②WILL CAN MUSTシート
企業内にも取り入れられ自分のキャリア設計にも使えるシート。
Will(やりたいこと)だけを考えてしまいがちな大学生ですが、前提としてそのWillを実現していくのは「社会」です。
その「社会」から見た自分のCan(出来る事)とMust(需要/求められていること)を考え照れるシートになってます。
〔記入のコツ〕
①Willを先に書き
②Willに対して今の自分が出来る事(Can)を書く
③Willに対して今の自分が出来ている出来てない関係なく、社会から求められているもの(能力経験知識など)Mustを書く
③モチベーショングラフ
自分がこれまで経験してきたものを書き自分のモチベーションを探るツール。
自分の大切にしていきたいものはモチベーションが大きく下がった部分と大きく上がった部分に隠されてます。
記入例
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は自己分析のやり方とそのツールの紹介をしました!
「抽象化と具体化」は難しく、1人で出来るようになるまで時間がかかるかもしれませんが、将来に必ず活きる思考スキルなのでやっていきましょう!
そして自己分析で大切なことは『1人でやらないこと』です。
1人で考え込んでも何も答えは出なくシンプルにつらいだけなので、友達でも良いので誰かに質問や深堀をしてもらいながらやることをお勧めします!
IDITでも毎週メンバー全員で自己分析をする時間を設けています。
先ほどの「抽象化と具体化」を行えるメンバーも複数いるので、精度のある自己分析が実践できています。
IDITメンバー以外で自己分析に課題感を持っている人に対しても自己分析をやっているので、興味があれば気軽にご連絡ください!
最後まで読んで頂きありがとうございました!