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【早期離職】新卒で入った会社を1か月で辞めてすぐ転職先が決まった話

皆さんこんにちは。白痴前期課程です。
前の記事でもお伝えしたように、私は大学院を修了し新卒で入社した会社を1か月程度で辞めたものの、すぐに次の仕事が決まった経験があります。

今回はその件について、詳しくお話しします。



内定はもらったものの

コロナ禍の2021年、大学院在学中に100社以上も落ち疲弊しながらも新卒向け就職エージェント経由で秋頃に1社内定をもらうことができました。

しかし、半ばやけくそ状態で受けた会社の1つだったので、ホッとはしたものの、就活は続けていました。

なぜなら、内定をもらった会社はネットワークエンジニアを派遣しているSES企業だったのですが、月収の額面が「18万円」と都内のIT企業の正社員にしてはとんでもなく低く、週末にイベントなどを頻繁に行いプライベートを侵食される(OpenWorkの口コミで知った)など、入社したくない要素が盛りだくさんだったからです。

また、入社前に内定者研修などもありましたが、入社後の仕事に直結するような研修などではなく、「人事の〇〇さんに新婚旅行の旅行プランを提案するためのディスカッションをしよう!」などと茶番のような集まりに無給で付き合わされるのが非常に嫌でした。

「ここに入社したくない」という強い気持ちで、大学院を修了する3月までずっと他の会社も受け続けましたが、結局他の会社から内定をもらえなかったため、嫌々その会社に入社することになりました。

入社して感じた違和感

入社直前は非常に憂鬱な気分でいましたが、やはり新しい環境自体は新鮮で、新卒入社の同期との出会いなどで少しばかりフレッシュな気分にはなりました。

しかし、会社のおかしなところがだんだん見えてきました。

始業前の無給の掃除

入社して1週間経った頃に「研修期間中は30分以上早く出社して班ごとで研修場所の掃除をするように」とのお達しが出ました。
しかも、会社命令の始業前作業にも拘わらず、その分の給料は払われないという有様でした。

何のために自分の時間を犠牲にしてタダ働きをしないといけないのか意味が分かりませんでした。

謎の研修課題

研修中とはいえ、業務時間外にやらないといけない課題を色々と出されたのも大変不快でした。

特にありえないと思ったのは、「アピアランス研修」と称して、寝ぐせが付いた自分の髪型とセット後の髪型を自撮りして、班の全員のそれらの写真をExcelでまとめて提出するといった課題でした。

「最低限、身なりを整えましょう」と言えば済むだけのことをなぜ課題として出され工数をかけなければならなかったのか。人生で1位2位を争うほど無駄な時間でした。

同期がアレ

学歴の割にはいい企業に入れなった自分の力不足かもしれませんが、通っていた国立大学・大学院で付き合っていた友人たちと比べると、色々な点でドン引きすることが多かったです。

研修で「日本のGDP順位は何位でしょう?」という、ニュースを見ていれば自然に知っている程度の質問に答えられなかった同期がほとんどだったことに衝撃を受けました。

また、ある同期は終業時に「話がある」とわざわざ新入社員男子を全員集めて「研修場所のトイレでう〇こを流していない人がいるので、ちゃんと流してください」と呼びかけるなど、まるで小学校にきたのかと錯覚するような幼稚な同期も多くて閉口しました。

研修期間での離職を決意

以上のような要因でストレスが溜まり、さらに自分の給料だけで都内で生活ができないほど月給が安かったので、新人教育係の先輩社員に「辞めようと思っていますので相談させてください」とメールを打ち、研修期間でありながら入社から1か月と1週間ほどで退職することになりました。

「こんな早々に辞めて、他に就職するのは大変だろう」、「学生から社会人になって環境が変わったストレスじゃないか?」などと多少は引き留めにあいましたが、思っていたよりも簡単に辞めることができました。

退職後の転職活動

入社直後から既に転職活動をしていたのですが、やはり新卒入社直後の転職など受け入れてくれる会社はなかなかありませんでした。

詳細は今後の記事でお伝えしますが、ネットワークエンジニアを派遣する企業にいたことと、求人数の多さを理由にIT業界のSES企業を中心に企業を探しました。書類でたくさん落ちたものの、1社面接を受けてそのまま内定をもらうことができました。

早期離職にも拘らず、1社目よりも条件のいい会社に就職することができて本当に運が良かったと思います。

早期離職は必ずしも人生詰むわけではない

会社をあまりにも短期間で辞めてしまうと、まだまだ日本社会は保守的なので、その後の転職活動に不利に働く傾向が強いことは否めないです。

しかしながら、早期離職だけでお先真っ暗にはならないように思います。(運が良かったと言えばそれまでですが)

高ストレスな職場にいて心身がやられてしまうよりは早々に見切りをつけて辞めてしまう方が予後が良かったりするかもしれません。

私は、以下のような状況であれば、早期離職しても問題がないと考えています。

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