十五夜うさぎ・SF編

先日、書いていたイラストが完成した。残念ながら掲載することはできないけど。

イラストを描くにあたって想像したSFを箇条書きのストーリーにしてみた。

タロットカードの「the moon」をデザインに取り入れているのでこれも参考にしてください。

 



●これは僕がでっち上げた都市伝説だけど、世界中に活動の範囲を広げて、目的はわからないが何やら不穏な動きをしている新興の秘密結社がある。

結社は月面に秘密裏に怪電波を発信するタワーを建設した。

月にタワー建築の膨大な労働力や資材を報道や政府に公表されることなく、非公式に投入・運搬することができるのだから、国家ぐるみの陰謀かもしれないし、途轍もない資金力と科学を背景にしていることだけはわかる。

●月のタワーから発射される怪電波のエネルギーは低出力でも地球を軽く射程圏に入れることができるが、電波そのものは人体を通過するのみで生物に目に見える何らの有形力も及ぼすことはないらしい。

●ところがこの電波、月光と作用し合う特徴がある。十五夜の満月の日に月光と合成されると、地球上の生命に何か遺伝子レベルの影響を与えることができるという。

●ある十五夜の満月の日に、月面から地球に高出力の電波が発射された。

●ほとんどの生物には何も起こらなかったが、月光を浴びたある狼は突然、直立二足歩行を始めてオオカミ男になってしまった。近くの池のザリガニは両手がハサミの等身大のモンスターに、草原で月を見ていたウサギは永遠の命をもった。

●「15の夜」略して「十五夜」に盗んだバイク(カワサキ Z2)でルート66を走る少年は、月光を浴びたオオカミとザリガニとウサギの突然変異を目撃した。

オオカミ男とザリガニ人間が、国道沿いのハンバーガーショップを襲撃し、店内は大惨事になった。


●少年に目に見える異変はなかったが、満月の夜に人間が狼になって人を襲う人狼伝説を思いだし、動物たちの変身の秘密は月にあると確信した。

●西部の砂漠には月ロケットの発射台がある。少年は盗んだロケットで、ウサギと供に月へと飛んだ(マニュアルも教習もなしでいきなりロケットを運転できるのだから、少年は月光の力でESP能力・超能力を手に入れたのかもしれない。)。

●アポロ計画のアームストロング船長の足跡を見つけると踏み消して、ウサギのもっと「小さな一歩」に書き換えてしまい、星条旗🇺🇸を引っこ抜いて構成員が少年ただ一人しかいない暴走族のチームの旗にした。。。。。

少年がまだ燃料のある乗り捨てられた月面走行車で、月面のクレーターに建てられたタワー🗼にたどり着いて、と話はどこまでも発展していくけど、ここまで。





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