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IDENCE引っ越しました! ①

あらだ×板谷





ふじも:今回15回目のmagazineです。よろしくお願いします!

板谷・あらだ:よろしくお願いします!



プロフィール
松井晴大(あらだ):2001年生まれ。グラフィックデザイナー・エディター。CPG(カッパープレートゴシック)大好きマン。
板谷勇飛(板谷):2001年生まれ。株式会社IDENCE代表取締役。大のあんこ好き。
藤井桃子(ふじも):2000年生まれ。マネージャー。チョコレート好き。





目黒オフィスから浅草新オフィスへ


ふじも:はい、私たちは目黒から浅草に引っ越しました!
ということで、引っ越しの模様や新オフィスのこだわりについて話していきたいと思います。
代表がかなり時間とエネルギーを割いてましたのでね。

板谷:いや、引越し直前とかもう人間としてのリソース半分ぐらい持ってかれてたんだけど、その成果は出たんじゃないかと思ってます。

あらだ:こっちに引っ越してきてから初のマガジン収録ですよね。

ふじも:そうだね。

あらだ:全然雰囲気が違ってラジオ局で喋ってる感覚ある。


ふじも:雰囲気全然違うよね。
前の目黒オフィスは2年半くらいいたのかな?

板谷:そうっすね。
来客が増えていたり、そもそも執務スペースが手狭になってきてて、引っ越したいなとは漠然と思ってたんだけど、でもやっぱすごいお金のかかる話だし、なかなか踏み切れずにいたっていうのはあって。
目黒に移転した時も、最初はやっていけるか半分賭けみたいな状態だったけどなんとかなってきた感じで。

あらだ:そうでしたねー。思い返すと結構勇気あることしてる。笑

板谷:でも目黒でかなり売上アップして目黒の賃料は安定して払えるくらいになってたんですよね。
安定を取るならもうちょっと目黒にいる方が安全かなみたいな気持ちでいた時に、2月からMAKERS UNIVERSITYという起業家たちが集まるコミュニティに参加させてもらって、そこでいい刺激を色々といただきまして。
ちょっと緊張感あるくらいの状態に身を置いてないと、やっぱ上にはいけないなと思って、思い切ってオフィス移転を決めたという経緯です。


目黒オフィスとのお別れを目前に、近くの雅叙園で記念ランチ



引越しのきっかけ


ふじも:MAKERS色々刺激受けてそうだったね。

板谷:で、MAKERSが2月の頭から始まって、2月19日にもう初回の内見行ってますからね。
我ながら決めたら早いですね。

あらだ:MAKERSで火が付いた結果、事務所を移転しようと思ったってことですか?

ふじも:え、それ初耳な気がする。

板谷:まあMAKERSは元あった意欲をさらに燃やしてくれただけではあるんだけど。
移転しないといけないって問題はあったけど、正直今年中に引っ越すとまでは思ってなかったのね。
正直攻めてますよ、だいぶ。
でも、そこからめっちゃ元気になってきて、そうすると急にいいお仕事、楽しいプロジェクトが舞い込んできたりしてますね。

あらだ:たしかに。
引越しの準備色々大変そうだったけど楽しそうにやってましたもんね。

内装の細かなパーツ決めに奔走する日々


板谷:うん。結局、ちょっと急ぎ目に会社のレベルを1個上げたわけだけど、今のところひっきりなしに問い合わせもいただき続けていて。
1年前とは全く違った状況になってきてるから、正直今この引っ越した直後思うこととしては、あのまま目黒にいたなんてありえねえなっていう感じですよね。

あらだ:うん。もうこの新オフィスに馴染みつつありますもんね。

板谷:広い53坪の空間にこれだけ内装を入れてるのにそこで働いている人間の最年長が24歳ってのは、多分俯瞰してみると結構変な光景ではあるとは思う。
ちょっと贅沢してるなって気分はもちろんありますけど、なんかこう、悪くない背筋がぞわっとする感じがあって超満足ですね。



長かった物件探しの旅


ふじも:なるほど。
今、無事に引っ越して、浅草で収録していますけども、この物件に行きつくまでに色々ありましたよね。

板谷:そうっすね、全部で3つ有力候補があったんじゃないかな。

あらだ:最初はもっと違う計画でしたよね。
小田急沿線にしようとか。

板谷:そうね。
SFCとのアクセスがいいとか、単純に俺らって小田急好きだからそこじゃないかってことになって、そういう話の上で検討が進んでいってた。

あらだ:あと板谷こだわりポイントとしては街の雰囲気とかもありますよね。

板谷:そう。
もっと広くてゆとりがある空間で仕事したいなっていうのがすごい俺としても強かったし、みんなからもそれを感じてた。
だから、経堂とかいいんじゃないかって言ってたんだけど、いざ行ってみるとちょっと住宅街すぎるかなって感覚があって。
もうちょっと都会的で、だけどそんなしんどくない、そういうエリアを探した方がいいんじゃないかって気持ちになってきた。

あらだ:うんうん。エリアごとに全然雰囲気違うっすよね。

板谷:ちょうどいいエリアないかなと思ってた時に、参宮橋居心地いいなってことに気がついた。
「シンプルにここいいじゃん」って賃貸サイトを漁り始めた時に、初台の交差点の角にあるビルのフロアが空いてて、条件的にもオッケーで「ここだ!」って申し込んだんだけど僅差で負けてしまって。


みんなで内見中


ふじも:ちょっと悔しかったね〜。

あらだ:誰なんでしょうね、勝ち取った方。笑

ふじも:羨ましいね。笑

板谷:ね。
そのまさかの敗北から仲介業者も2・3社当たって、近くのビルも6つくらい見に行ったんだけど、全部ピンとこなかった。


内見したうちの一つ 西新宿のビル


あらだ:部屋自体は良くてもエレベーターがないとか、パチンコ屋の上のフロアだったりとかありましたね。

板谷:そうだったね。
それでも諦めずに毎日新着物件を確認し続ける日々だったんですけど、もう全部見尽くしてしまったんじゃないかってタイミングが来て。
一旦エリアを特に絞らずに検索していたら、信濃町に良さそうな一棟貸しがあったんすよ。
その日のうちにあらだとかとりくと一緒に車で見に行って、「めっちゃええやん」ってみんなで盛り上がった。


一棟貸物件の下見


あらだ:あの時も行動力すごかったっすね。笑

板谷:だけど結構宗教色が強めの町だったりだとか、近隣に全然飲食店がなかったりで、落ち着いて考えるとこれはナシだなって。

ふじも:まあね。建物はすごい素敵だったから惜しかったよね。

板谷:その後どうしようかってなってかとりくと相談した結果、ここで諦めるのは俺ららしくないから、もうこだわりで決めよう、町の雰囲気で決めようということにまとまって。
とことん「この町がいい」って思えるところにしようってなりまして。
で、過去の取引先のオフィスが日本橋にあったんだけど、あの雰囲気超よかったよねみたいな話になって。
実際に東京の東側来てみると、どことなく威厳があるような感じだったり、趣がある感じがあってすごくいいねって盛り上がったんですね。

あらだ:休日に下見がてらドライブしましたよね。
それで近くでうまい飯食って、ここいいやんってなった。


浅草下見で出会った、小倉トーストがすごく美味しいお店


板谷:商店街歩いてるだけで楽しいし、観光客多いからみんなにこやかな雰囲気だったり、人通りも落ち着いてて歩道も車道も広いし、なんかいいなってなりましたね。
それから浅草エリアで物件探しが始まったんだけど、なかなかいい物件がなくて苦労しました。

ふじも:自分でビル見にいったりもしてたよね。

板谷:本当に本気ですよ。
で、しばらくしてこのビルの内見に来たんだけど、仲介業者からもらった資料で見てた時は全然ピンと来てなかったのね。
だけど行ってみたら「あれ?めっちゃいいじゃん」ってなって。
資料にあった写真が残念だっただけで、築年も浅いから耐震とかももちろん問題ないし、天井高もめちゃくちゃ高いし、窓は片面だけなんだけどサイズがでかいから意外と日が入ってくる感じで「お、これいいな」と。
前回の目黒は適当に決めちゃった後悔があるから、今回は足繁く通って吟味しました。

あらだ:ね、家みたいに通ってましたよね。

板谷:うん、自宅選びのこだわりがこれまでのmagazineに載ってたと思うので見てほしいんですけど、同じように何回も通い詰めて「やっぱりいいぞ」となって、決意を固め、ひたすら電卓叩きまくり「まあいけんじゃね」ってなったタイミングで申し込んだ。
そんな感じですね。

ふじも:結構長い道のりだったね。


浅草オフィス契約したタイミングの板谷


(編集中のふじも:情熱をかけたオフィス引越しの話題で大変トークが弾んだため、magazine企画初となる、前後編の2部構成にてお届けします!
また次回もお楽しみに。
お読みいただきありがとうございました!)

次回に続く→