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「eスポーツ」と「Youtuber」と「義務教育」

昔に比べたら世の中って階段を踏み外した時みたいにビックリするほど変わりましたよね。
消費税10%しんどいです…

さて

その中でも職業関連が一番変わったんじゃないかと私は感じています

例えば、自営業を営んでいる下町のお店が増税に苦しんで潰れていったり、多くの企業がコンピュータの発達と共にAI(人工知能)に仕事を任せてみたりと劇的な変化を見せていたり。

そんな中で、昔の人々では考えられないような職業(?)がこっそり増えてたりしました。

それは「プロゲーマー」と「Youtuber(ユーチューバー)」です。字面だけ見れば馬鹿みたいに見えるかもしれませんが、案外馬鹿にも出来ないようです。

「プロゲーマー」と呼ばれる職業の方々は文字通りプロのゲーマーです。彼らにはきちんとスポンサーという物が付いており「eスポーツ」と呼ばれる世界大会に出場したりして賞金やスポンサー料等でお金を稼ぐという仕組みになっています。
一方で「Youtuber」という職業はYoutubeという人気動画サイトに自身の作成した動画を投稿して自分のフォロワーを増やし動画の再生数に応じた報酬と動画の広告料という物でお金を稼ぐという職業です。

その時その時によって収入は増減するけれど、人によっては芸能人の年収を多く上回る収入を得ている人たちもいる。ね、馬鹿に出来ませんね。

「プロゲーマー」はゲームをするだけ「Youtuber」は動画を投稿するだけでお金が稼げてしまう。しかし、その領域に達するのは簡単なことではありません。

例えば「プロゲーマー」で言うならば「eスポーツ」と言う世界大会(一般的なオリンピックのようなもの)を最終目標としてゲーム会社が主催している大会に出場して実績を残し自分にスポンサーを付けて毎日のように同じゲームをプレイして実力をつけなければいけません。簡単に言えば体を動かさないアスリートのようなものです

「Youtuber」はつまらない動画だと人気も再生数も伸びないので常に誰もやったことがない企画や既存の企画でもオリジナリティを付けて視聴者を常に楽しませる必要があり、トーク力を鍛えたり語彙力を付ける必要もあります。

これらでお金を稼ごうとするとこれらの努力が必要なわけです。しかもプロゲーマー講座やYoutuber講座なんて物は存在しないので殆ど独学でしか学ぶことができないのです。

そんな中でもこれらの職業を目指して一般企業から転職をしたりする人々も存在しています。小学生や中学生が大人気YouTuberを真似して動画を投稿してたり、人気がなくなって売れなくなった芸人たちもYoutuberに移行してますね。

これほどまでの人気を得ているのにも関わらず、世間ではこの職業をあまりよく見られてはいない。

しかし、全く認められていない訳ではなく

一部の地域の小学校や中学校では人気ゲームMinecraftというゲームを用いて授業を行ったり。パソコンを使いプログラムを作らせたり動画編集ソフトの使い方を教えている学校も存在しているようで、少しづつではあるがプロゲーマーやYouTuberを職業として認め、子供が将来その道の選択を取れるような義務教育体制に変化しつつあります。

私はこのまま義務教育にゲーム実践やYouTuber講座などの授業が増えて、ゲーム業界が潤っていくのではないかと考えている。

もしそうなったならば、今でも時代の変化に追いつけていない人たちが原始人にでもなったような錯覚に陥るかも知れませんね。

皆さんも是非プロゲーマーやYouTuberを馬鹿にしたり非難せずに、人一倍の努力をして好きな事を仕事にしている立派な人たちだ、と言う認識で暖かく見守ってあげて欲しいです。

私もいつかはプロゲーマーかYouTuberになってみたいものです。



その時はどうぞよろしくお願いします。

#精華人文note


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