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空想旅行

約束の場所

心は軽い

どこかに飛んでいけそうな風船のよう
簡単に飛ばされる綿毛のよう
空に漂ってる雲みたい

誰かがこんな話をしてたような
してないような


そんな事をふと思う
なんの変哲もない平日の昼間

ポカポカ陽気って言葉よく考えついたよね
天才とまでいかないけど、うまいなと思う


どれだけ上から目線で言っているんだ

と、自分で自分にツッコミを入れてみた


一瞬の静寂が数分間経ったように感じ
大きなため息をついた


何をやっているんだわたしは

自分に呆れながら、ふとあるシーンを想像した


ある場所へ向かうため
再び歩き出した


なかなか良い表現ではないか

旅人は大切な約束を果たすために進まなければならない
あの約束の場所へ


物語のワンシーンをわたしは頭の中で妄想、いや想像し第三者の目で楽しんでいる
ドラマの撮影風景を現場で観ている

経験はないがたぶんそんな感じ



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