「本来言語にはイントネーションはない」
と言語学者が言っていた。
世界の主要言語にはイントネーションはないそうだ。
あるのはアクセントだけ。
そういえば、アクセント記号はあるがイントネーション記号なんて見たことがない。
これは不思議だと思って調べたら、
イントネーションはお役所の政策で、東大の言語研究機関に作らせたのだそうだ。
理由は、お役所仕事をしていて、区別のつかない日本語が多かったこと。
たとえば、橋と箸。
そのイントネーションを明示するためのサイトも存在する。
イントネーションは自然発生的なものではなく人為的なものだった。
明治時代に生まれた世代には東京生まれでもイントネーションはなかったそうだ。
それが世代間で軋轢を生んだとそうだ。
自分の故郷の言葉、熊本弁にはイントネーションが全くない。
熊本弁を知るドイツ人が、遠くから聴くとドイツ語みたいだ。
と言っていたが、多分、母音の長さと、イントネーションない発音のことだったと思う。
自分のネイティブな言葉にはイントネーションはない。
ただ、コミュニケーションのためにイントネーションを付けているだけだ。
東大のイントネーション研究機関のサイト
https://www.gavo.t.u-tokyo.ac.jp/ojad/