まちづくりのプロから学んだこと
北九州研修からもう1週間が経ち次回研修までそんなに時間がない中、自分自身の課題整理ができるか少し焦りを感じています。
早速、佐伯市役所に勤務されている後藤さんへインスタグラムのDMでまちづくり活動のお話を聞かせて欲しいと連絡したところ、快く引き受けてくださいました。(DMはとても緊張しました…汗)
9/13(土)人吉から車で約3時間半かけ佐伯市に到着しました。
(後藤さんとの待ち合わせまで歴史資料館を見学)
後藤さんと合流し、さいき城山桜ホールでまず取組を紹介いただくことに。このホールは2年前に建てられたとのことで、お客さんが多いことにビックリしました。学習をしている子供達や休憩している夫婦、そしてダンススタジオではフラダンス、キッズダンスが入れ替わりで利用されていました。このダンススタジオは年間予約がすでに埋まっているとのこと。
このホールも後藤さんが設計に携わったとのことで、仕切りを無くし活動している様子が見えるようにされているとのこと。また、大・小ホールの壁も可動式でホール全体を一体利用できるとのことでした。
他にもキッチン、創作工房、和室スタジオ等多種多様な機能があり、これは利用者へ話を持ちかけどうしたら使っていただけるかを聞き込み設計されていったとのことでした。また、子育て・子育ち支援室は元々1階へ設置する要望があったものの最終的には間取りがよく景色がいい2階特等席が子供達も喜んでくれるということで2階へ設置されたとのことでした。
私の街にもカルチャーホールがありますが、公演等の目的がないと用がないところです。それに比べ、さいき城山ホールは利用者の目線に立ってつくられており市民にとって日常的に利用する施設で、この差はかなり大きいと思いました。
後藤さんからプレゼン資料でレクチャーを受け、まちなかを案内いただきました。
ここは、廃医院で後藤さん、河野さん達が出資して立ち上げた会社によりリノベーションされているとのことで、現在はクラフトビール、カフェがテナントとして入っているとのことです。
角田時計店は、当初様々なワークショップから始まり、そこで色んな方々と縁ができていったとのこと。最初は後藤さんの趣味でやっていた珈琲焙煎を振る舞うことから始まったそうで、その間、ここに入ってほしいお店(人物)をWS等を通してそういった人探しをされていたそうでした。実際には、これまで何人かの方がここでお店を立ち上げられ実際に本店舗を構えるまでに至っているとのことで、現在は大判焼きとおにぎりのお店が入っているとのことでした。
お二人(河野さんと後から合流)のお話を聞いて、こういった街にしたいという思いから始められており、最初はソフト的活動をやられていたようですが、どうしてもボランティアになってしまうということから、きちんと自分への見返りを含みつつ、このような取組を実施されてこられとのことでした。
テナントリーシングの際は、自分の趣味から取り掛かり始められ(河野さんは雑貨が好きということ)、そこから入ってほしいテナントさんを探し、入って貰うということでした(実際には都合のいい案件は出てこないもののそれなりに希望したお店に入っていただいているそうです)。
私は北九州研修でこの違いをご指摘され、あなたがやりたいことやりなさい!ということがお二人にお会いして理解できたと思います。
他人が要望したものをつくったり、行動したいするのは、色んな人から評価して貰ったり、悪い結果をそのせいにできるといった逃げの姿勢になっていることを改めて感じました。
ここでお二人に会えたことは、自分の今後の行動を変えてくれる大きな結果になりましたし。もう一度自分が本当にやりたいことを見詰め直し、自分のやり方で1歩ずつ取り組んでいきたいと思いました!
最後に高平キャンプ場にテントサウナに行きました!ここは麓にある道の駅 かまえ Buri Laboratoryの指定管理で経営されているそうで、管理者が変わったことで雰囲気が変わったそうです。あいにくの曇りでしたが景色は最高でとても充実したサウナ時間を過ごすことができました!
今回、急なお願いにも関わらず親切にご対応してくれた、後藤さん、河野さん、また、北九州市の田中さん、中津市の佐々木さん、ありがとうございました。皆さんとお会いできて様々な視点からまちづくりの取組に対する姿勢を学ばせていだきました。
また、都市経営プロフェッショナルで川口さんや木下さんからご指摘いただいたことで、このきっかけをいただくことができました。ありがとうございます。
これを自分に当てはめていき、やりたいことを少しでも実行していけるよう頑張っていきたいと思います!
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