オガール合宿+
オガール合宿期間中に視察した各事業についてもレポートをまとめたいと思います。
盛岡市中央公園(ビバテラス)
オガール合宿前日、Dグループメンバーでビバテラス及び木伏緑地の視察を行いました。その日は長澤さんもお越しいただきこの2つの取り組みについて教えていただくことができました。
ビバテラスは、遊びを学び、学びを遊ぶをコンセプトにされた施設で、特に印象的だったのが長澤さんのお言葉で、子供たちが自分が住んでいるまちを好きになるようなまちづくりをしていきたいということでした。
"ロードサイドに向いても面白くないから公園側にお店を開く"
また、不登校の子どもたちを受け入れられ、お店と公園空間の連携により心地よい環境の中で生活を送ることができるシステムを構築されているのは素晴らしいと思いました。
木伏緑地
続けて、長澤さんに木伏緑地の案内もしていただきました。木伏緑地のテナントはインキュベーション施設として、きちんと単価を取り、岩手県で最も高価な盛岡駅前でも、1人前に営業ができる人材を育成するために作られたと言う意味もあるそうです。私たちが行った時にも、数店舗空いておりましたが、そこに入っていた方々は卒業し、新しい店舗を構えているそうです。
チャレンジショップのように安い単価でテナント料を取るのではなく、しっかりその地域の実情に合わせた条件で育成していくと言うのはとても重要なポイントだと思いました。
盛岡バスセンター
朝、盛岡バスセンターの見学を行いました。建物に入るとバスセンターとは思えないほどお店が入っており、日常生活の中でも利活用しやすそうな場所だと思いましたが、朝早かったため営業している様子を見ることができませんでした。また、マザリウムにも宿泊できなかったのでまた訪れてみたいと思いました。
人吉市では、人吉駅にSLが展示されますが、今後、ローカル線を運営していく上ではJRからローカル線とまちづくりをどうするかを自治体で考えるよう宿題をいただいています。ただ単に観光として考えるのではなく、維持管理も含め都市課題を解決する必要があるため、盛岡バスセンターの仕組みを勉強したいと思います。
オガールプラザ
L•P•Darchitect&developer
オガール合宿後、洞口さんが手掛けるホテルに泊まらせていただきました。
昼夜ともに建物の風景を観させていただきましたが、景観に配慮された落ち着きのある場所でした。部屋の中もおしゃれな家具で統一されており、充実した1日を送ることができました。
この雰囲気を作るため、入居者の方々にも景観を守る独自のルールを守っていただいているとのことで、初めての入居者の方々も美しい空間に住めると言う認識からルールもすぐに受け入れていただけるということでした。
このホテルにも断熱が施されており、1日暖かく過ごすことができました。他にも古民家やシェアオフィスとするリノベーションを見せていただき、とても勉強になりました。
個人的にも、実家が古民家で今は人が住んでおらず今後どうしていくか考えていたのですが、洞口さんの取り組みを見て、リノベーションで資産に変えられるのではないかと思い、事業を計画してみたいと思いました。
お礼
今回ご案内いただいた長澤さん、洞口さん、お忙しい中、丁寧にご説明していただきありがとうございました。また、岩沼市へお誘いただいた瀬崎コーチありがとうございました。オガール合宿以外にも、各地域の取り組みを学ぶことができ、とても充実した4泊5日を送ることができました!