普通にごぼうこんにゃくと特別な板こんにゃく。
「普通に〜」とか「特別な」とか言われても
その価値観は人それぞれな訳で
まぁ、僕は普通じゃない人という事だけは確かだな。
僕は少年時代、兎に角、人と一緒が嫌だった。
特に服装がかぶったりするのが嫌だったり
田舎だったから、買い物する所とかも限られてくるから、自分で手帳カバーをつくったりして
オリジナリティを磨いていた。
僕がつくる蒟蒻は自分で言うのは
アレだけど、ひと味もふた味もちがう。
と思う。
僕はスーパーに並んでる
蒟蒻コーナーを見て、いつも
おもんな。と思いながらぼーっと突っ立ってる
蒟蒻におもしろさを求めてる僕は
やっぱり普通じゃないな。
みーんな同じに見える蒟蒻は
なんだかつまんない。
そう言うもんといえば、それまでだけど
色々な色気のある蒟蒻があって
いいと思う
イデコンには
色のある蒟蒻が普通にある。
普通にごぼうこんにゃくもあれば
みんなからすると
何の変哲もない板こんにゃくに見えるかもだが
僕からすると
100年続く特別な板こんにゃくが此処にはある
イデコンに帰って
22年目に思うこと。