あかつき 桃

趣味だったり、それを仕事としてる方々なら基本的な事なんですが

梨、桃、りんご、さくらんぼ、まだまだあるでしょう。
これらは全てバラ科の植物です。
桜もバラ科です。

例えばりんごの「ふじ」だったり桃の「あかつき」だったり…。
その同じ「ふじ」や「あかつき」と呼ばれている中でも、畑の元々の土質や標高、木の性質によって味の感じ方が結構違う事も、ファンかソムリエか、農家関係しか知らない情報だと思います。

木の性質は「系統」なんて呼ばれたりもしてますよね。

「あそこのなんちゃらはすごくおいしいから!」
そういう部分もあるのではないでしょうか。
知ってる方は知っていると。

あまりにも突き詰めるような事ではありませんが、私も桃を植えたいと思うようになり、系統による味の違いにはその当時すごく興味がありまして…

同じ組合の先輩のあかつきがおいしくておいしくて…味に惚れてしまったのでその系統関係の情報を頂いて苗木を購入し、植えて現在6年目か7年目か…忘れてしまいましたが…笑

中々大きくなってくれました☺︎

味の話はまだまだやっと少しだけ先端から緑が見えるようになってきた所ですし、むやみにぶっ放していい情報では無いと思いますのでこの辺にしときましょう。

私は農業経営者と言いましてもまだまだ32歳ですし経歴も今年の収穫期からやっと10年目に突入……年で表すと以外に結構やってますね。10回目…って言うと伝わるでしょうか。

こう言った形で何かしらのアピールをしていくスタートラインにやっと立てました。

という事で

あかつきは摘蕾と言う仕事があります。

果樹栽培においてたくさんの流儀みたいなものがあると思いますし、やり方はたくさんある事を先に伝えておきまして…。

私はまだまだ収穫期を3回やっただけですが摘蕾は1年で1番大変で1番大事な作業だと教えて頂いたし自分でも思っていまして

桃はほぼ全部花芽です。
このブツブツをいい感じの量に摘んでやる作業が摘蕾です。
あかつきは7割摘む…とも言われてます。

ざっくり言うと摘蕾をやらないとゴルフボールより少し小さいくらいなかわいい桃がビチビチに実りまして、商品価値が無くなるという訳です。

他の仕事がまわってないともちろん摘蕾も遅れます。

満開の桃の花が楽しめる訳です。笑

仕事が遅れて満開の花が咲いてしまっても摘む作業はしなくてはなりません。
その場合は摘花という作業名に変わります。笑
それだけです。
摘花になってしまっても大丈夫です。
問題ありません。
その時期までに摘んでおく事が重要です。

何故農家は時間がありそうなのに大変そうにしてるんだろう…と思う方はたくさんいらっしゃるでしょう。

収穫時期をうまく考えた品種の構成、その中で花が咲くまでの仕事、花が咲いてからの仕事、花が散って小さい実になってからの仕事、満開後何日〜何日までのこの作業が高品質の条件…。
草も伸びれば刈るし、大事な消毒もある。
さて収穫シーズンだ!!

とそういう事でしょう。
もちろん休みはあります。
休みをぶち込んでくんです。笑

簡単に言うと肥料あげて枝切って肥料あげて摘んで
摘んで受粉をして草刈って詰んで草刈って袋を被せて草刈って
摘んでちょっと休んで収穫シーズン
シーズン中に葉っぱを摘んで

詰んでますね。笑

梨、桃、りんごは摘んでばっかりです。

色々やってこうなって…

こうなりますと。

自家用も写っちゃってますが…。笑

こんな感じで季節のお仕事の説明と農家あるあると、
美味しそうな写真を載せていきます。

noteのしくみが分かってきて、販売にも繋げられたら嬉しい事です。




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