見出し画像

カフェ(飲食店)で、ビブリオバトル(読書イベント)を開催した理由

ビブリオバトルとは、以前イベント告知ページでも書かせて頂きましたが、本の書評ゲームです。教育現場で取り入れられていることもあり、学生さん向けに開催されることが多いようですが、今回私たちは社会人の方向けに開催いたしました。



なぜ、カフェでイベントを企画・開催したのか?

この辺りは大人の事情ですが、、わが社が運営するプラントベースカフェ『yacore』。昨年の10月というまだコロナ禍と言われるご時世に開店いたしました。そのためか『やさしさコミュニティの輪を広げる場をつくる』といった一番の目的がなかなか、 思うように進んでおりませんでした。
実際、、、全然でした 汗。


『yacoreへ込めた思い』

yacore立ち上げ時の思いはこちらです。

環境や社会、人に「やさしい」取り組みについて、まずは知っていただき、できる範囲で取り組んでみていただく(中略)そんなやさしさの輪を広げていく中心となるのが、『yacore』でありたいと思います。

PR Times

立ち上げの背景詳細はこちらをどうぞ↓


『yacore』の現状

やさしい取り組みについて、知っていただくことはできている。
しかしその先、輪を広げていく部分が絶望的にできていない。

・お店からお客様への一方通行になっている。
・横のつながりが生まれない。

カフェ利用していただくことは至極感謝しているのですが、
それだけでは、このお店の良さが生かしきれていない。
どうにかしたいという思いがありました。


広報としての取り組み

広報としてできること。
 ↓
周知すること。

これに尽きます。

しかし、
文字だけでは情報量にも限界があると思い、実体験を交えることに。
実体験をベースにしたストーリーを展開していく予定です。


なぜビブリオバトル?

やさしさを実体験していただくイベント。(心の底から難しいお題だと思いました)。一方的な体験ならお店ですでに提供している。横のつながり、小さなコミュニティが生まれるような実体験。そこで、、何をテーマにするのかが重要。

yacoreはプラントベースフード、エシカル雑貨を扱う地球にやさしいお店。
原点に返って地球のことを考える姿勢とアナログな知識収集手段である読書に親和性があると考えました。(連想ゲームのような感覚なので伝わりにくいかもしれないですが、、汗)

実際、地球に配慮している方は読書好きな方が多いです。

親和性のあるこの2つをテーマに掲げこれらのものに興味のある方が集える場所と時間の提供、そして交流が生まれるようなイベント。それは、ビブリオバトルではないかという結論に至りました。


なぜ大人向け?

特段大人向けにっしたつもりはなかったのですが、イベントを開催してみると、社会人の方が集まってくれました。振り返って考えると、学生はすでに多くのコミュニティがあり所属している。社会人ほど新しいコミュニティを求めていたりするのかな、という発見もありました。



今後に向けて

ひとり広報が組織開発ファシリテーターの協力のもと(今回は協力者がいました)、イベント企画、実施、周知することでお店の魅力発信を続けていきます。今回みえた課題もクリアしつつ新しい発見を繰り返していけたらいいなと思っています。


反省点

1.目的がぶれた
目的は実体験をベースに告知していくこと。
イベント自体の集客・お店の売り上げ向上ではないのに、どうしても数字に目が行ってしまうわたしは、裏の手を使い参加者を増やそうとしたりしました。
→本来の目的を忘れないよう常に目の届く範囲に置いておこう。

2.目的が共有しきれていなかった。
わたし自身途中でぶれたりしたので当然の結果ですが、お店のスタッフにも上手に共有できておらず、事前告知や事後に問題が生じてしまった。
→広報として、しっかりと伝えられていないというのは致命的ですが、前向きに考え次回の企画書をわかりやすくしようと決意。

3.お店の収益に負の影響を与えてしまった。
イベント開催日時はお店の閑散時にと設定はしましたが、貸し切りにした影響で少なからず入店をお断りしたお客様が出てしまった。
→次回以降の開催は、お店の貸し切りではなく当日飛び入り参加できるような仕様に変更。


次回へ

コミュニティとは、果たして何か。という自問自答を繰り返しつつ、トライ&エラーを繰り返すつもりではいるものの。企業なのでお金のことも考えなければならない。どこか経費を削れる部分がないかも探しておこうと思います。

以上、広報としての新しい挑戦をお届けしました。
今後も、こちらで随時ご報告していくつもりです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも楽しんでいただけましたら、スキしていただけると励みになります。

次回もよろしくお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!