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後期日程で国公立大学に合格 - 入学までの準備品とロードマップを公開します!

「えっ、合格してたよ!」

我が家の娘の大学受験は、あっけなく終わりました。

前期日程で受験した地元の国立大学に不合格、中期日程で受験した公立大学にも不合格。

ダメ元で後期日程の大学も受験していたものの、20倍近い倍率。

さらに私立大学は1校も受験しておらず、中期日程の大学に落ちた時点で「あ、こりゃ浪人だな」と親子全員で妙な納得感がありました。

そこに来て、まさかの後期日程の大学から来た合格通知だったのです。

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去年、今年といろいろな方から「後期の大学に合格した時、何を、どうやって進めたのですか?」とご質問をいただくので、思い切って文章にまとめることにしました。

ざっくりとした内容ですが、合格から入学までの流れが分かるように書いていきますね。



2020年03月22日(日)

1. 合格して、まず考えたこと

思いがけず後期日程の大学(長いので、ここから先はS大学にしますね)に合格していた娘。

最初に考えたのが、何と「ここに行くの、私?」

この大学はセンター試験が終わるまで視界に入っておらず、受験すると決まってからあわてて赤本を学校で借り、前期の大学に落ちたのが分かってから少し勉強しただけ。

受験する時に行った時は「もう二度とここには来ないだろう」だったようです。

とはいえ、次の瞬間には「浪人、嫌~(ですよね!)」になり、S大学への進学を決めました。

2. 学校の先生に報告

行くと決まったからには、担任の先生に報告です。

先生のスマホに電話をかけ「S大学、受かってました。ここに行きます」と報告。

ところが、先生からは「S大学で後悔しないの?もう1年、頑張ったら」のセリフが!

ありがちな話ですが、娘の成績でS大学に行く生徒はおらず、あと1年頑張って、もっと上のランクを狙うのがよいとのこと。

ところが、娘はすっかり「受験が終わった」モードなので、「S大学に行く」の主張を変えませんでした。

今、思えば、浪人していたら「大学入試共通テスト」初回となり、センター試験の最終回だった娘にとっては不利だった可能性があります。

というか、コロナでめっちゃ大変な状況下での受験になっていたので、現役で合格できてよかったです(笑)

2020年03月26日(木)

1. 入学手続き

夫と私、娘の3人でS大学へ出向き、入学手続きをしました。

これで晴れて、4月からは大学生です!

2. 不動産屋さんに物件探しへ

次は住まいを探しに、不動産屋さんへ。

当然ながら、めぼしい物件は前期で合格した学生さんによって契約済みです。

とはいえ、大学生活は4年間ですから、変な妥協はしたくないもの。

そこで取った作戦が、

・こだわりポイント、妥協してもいい条件を事前に整理しておく
・訪問する不動産屋さんを一社に絞る
・お世話になる不動産屋さんは、大学生協から来たパンフレットの中から選ぶ

この3つです。

物件数が少ないのは分かっていたので、こだわりポイントは「治安がいい、ネット回線完備」のふたつだけ。

大学から多少遠くても、こんな状況なので仕方ありませんから。

さらに、この時は日帰りで、入学手続きもするので時間の余裕はありません。

しかも何度も出向ける状況でもないので(すでに「コロナが~」だったので)、効率よく物件を決められるよう信頼できそうな不動産屋さんを一社だけとしました。

結果は、独身OLさん向けであろう新築物件を、それなりの金額で契約完了。

訪問から契約決定までの所要時間は、1時間ほどでした。

で、やっぱり大学からは2キロ近くあったので、アパート近くのホームセンターで自転車を購入して、この日は終了です。

次回の現地訪問までにしたこと

次回の現地訪問は4月3日と決めて、その間はネット通販で買い物を。

買ったのはベッドと布団。

4月3日の午後にアパートへ配送してもらえるよう、手配も済ませました。

2020年04月03日(金)

現地へ2回目の訪問、今回も夫と私、娘の3人で殴り込み(なんか違う)です!

前回は日帰りでしたが、今回は翌日の4日にイベントがあるので一泊しました。

1. 予定していた買い物

この日にしたことは、

・ガスの開通
・ベッドと布団の受け取り→組み立て(夫が)
・自転車の受け取り(これも夫が)
・電化製品の購入
・細々としたアイテムを購入・その1
・買った食器を、ひたすら洗う

以上!

私と娘はあっちこっちに走り回り、夫がアパートで受け取り&組み立てという分業体制で、どうにか乗り切りました。

あと、ニトリさんとダイソーさんには、特にお世話になりました!

「あれもこれも、まとめて購入」の強い味方ですね。

2. 予定外の買い物、発生

さらに、この日は予定外の買い物が大発生!

からっぽの部屋を見て、娘が言うには

「テーブルとイスがほしい」
「え、何ですと?」「聞いてませんが!!」

自分が暮らす部屋をちゃんと見て(前回は見てなかったらしい)、必要性を感じたらしいです。

そこで急遽、家具屋さんへ。

アウトレットの家具屋さんで、ちょうどいい感じのテーブルとイス1脚のセット品を見つけて、即購入。

配達はしてもらえないので(アウトレットですから)夫が車で運んで、組み立ててくれました。

この日は夜遅くまで片付けに追われ、疲れ果て、慣れないアパートの一室で娘と二人で就寝。

夫は「女ふたりの中で自分が寝るのは申し訳ないから」と、近くのビジネスホテルにひとりで宿泊です。
(そっちの方がよさそう…)

3. 電化製品について、私の思うこと

そういえば、よくある「新生活応援セット品」的な電化製品は、「ちょっとどうだろう?」という感じでしたね。

セットの内容が「あれは必要なのに入ってなくて、でも、使いそうにないこれは入ってる」ばかりで(苦笑)

結局は「トータルではお得でも、使わない家電はゴミだから」という理由で

・冷蔵庫
・洗濯機
・電子レンジ
・炊飯器(食事にうるさくて買い食いは嫌なので、炊飯器は必須だった!)

以上の4点を、単品で購入することに。

高くついたかもしれませんが、納得のできるお買い物でよかったです。

2020年04月04日(土)

この日も娘の新生活に向けて準備を進めます。

1. やっぱりお買い物、あぁお買い物

やっぱりこの日も

・家電の受け取り
・細々としたアイテムを購入・その2

と、お買い物の続きを。

ベッドや布団を購入した時に「現地で買う物リスト」をしっかり作ったつもりでしたが、抜け漏れが多々、ありました(苦笑)

この日に夫と私は帰るので、時間ギリギリまで「これで大丈夫か?」と言いながらの買い物だったと記憶しています。

2. 「イベントらしくない」イベントも!

この日は入学式がありました。

とはいえ、コロナの影響で式典はなし。

「資料を配布するので、指定の時間に大学に来てください」と、分散登校スタイル(大学なのに!)

紙をいっぱいもらっただけで終わってしまいましたが、しょうがないですね。

3. いよいよひとり暮らし、スタート!

あっという間に時間が過ぎ、夫と私が現地を離れる時間が来ました。

「もうちょっと娘と一緒にいたい」と思いますが、息子をひとり、自宅に残しているので、そうはいきません。

帰り際にわんわん泣いて、後ろ髪を引かれる思いで現地を後に。

娘にとってはワクワクな新生活のスタートです。

後期日程の大学に合格して、最も大変だったこと

さて、ここまで後期日程のS大学に思いがけず合格してしまい、超・忙しかった入学準備をお伝えしてきました。

なのですが、いちばん「これは大変だった」が、実は別にありました。

私が一番、大変な思いをしたこと。

それは「覚悟」です。

前期日程で受験した地元の大学が娘が受験した3校の中で最も判定が高く、不合格だと分かった時、うっかり「このまま一緒に暮らせる」と、思い込んでしまったのです。

にもかかわらず、急に家を出ることになり、気持ちの整理が追いつかないまま引っ越し当日を迎えてしまいました。

準備や買い物で忙しいのは全然、大したことではなくて、むしろ「離れて暮らす」に気持ちが追いつくまでにかなり長い時間がかかって、精神的にキツかったですね。

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以上、長くなりましたが、後期日程の大学に合格した時、何をどうしたか、のお話しは終了です。

「ここをもっと詳しく知りたい」という方は、TwitterのDMからご連絡ください。

改めて文章にしますので。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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高柳るい
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