孤独についての考察1
前回までのあらすじ
もう昨年のはなしになったのだなぁ。
キャリアアップのために転職したが、なんと3か月で適応障害になってしまった。
体調は完全に戻ったのであるが、そのまま復職するのはいやだ!!!
転職活動を再開するも、苦戦してしまい…
孤独について考えてみる
彼は、人が何で孤独になるのかを考えたいと思っていた。
「孤独はあらゆる万病のもととなる」と、ラジオで耳にしたことが妙に引っかかっていた。
彼は、数学が苦手だ。孤独についてしっかり研究しているわけでもない。
このため、何のエビデンスも提示することができない。
しかし、浮かんでは消える考えを、消えたままにしておくのはもったいない。こういう時に、noteは便利であるなぁ。と彼はホットレモンを飲みながら、文章を書いている。
孤独とはどんな意味か。
彼は、AIに質問をしてみた。孤独とは何か?
「孤独とは、精神的なよりどころとなる人や心の通じあう人がなく、さびしいことを意味します。物理的に大勢の人々に囲まれていても、自分の心情が周囲の人から理解されていないと感じている場合も孤独に該当します。
孤独と似た言葉に「孤立」がありますが、孤独は主観的な感情であるのに対し、孤立は客観的に見て他者とのつながりが少ない状態を指します。孤独を感じている人は孤立していることが多く、孤立している人は孤独を抱えやすいという特徴があります。」
孤立は客観的な状態で、孤独は主観的な状況。
孤立していると、孤独を感じる人が多い…。言葉の意味をよく理解していなかった。今後はきちんと使い分けねば。
孤独と他人から言われると、否定したくなる…ような気がする。
孤独は主観的に感じるもの。その人個人の感情であることが確認できた。
これは、彼だけの感覚かもしれないことを断っておく。
今、PCに文章を打ちこんでいる彼に、誰かが「孤独だね」と言われたとする。すぐさま彼は否定するであろう。
「俺は孤独じゃない!」
彼は、良く知らない人間から孤独であると言われると、腹立たしくなってくる。
これはおそらく、孤独というのは彼の感情であり、彼の心にずかずかと入り込んでいる気がするからだ。彼は、人に感情を見せることは恥ずかしいことであると思っている。
人前で笑ったりはできるが、できれば泣いたりはしたくない。怒りたくも怒られたくもない。不機嫌な態度をとられたくないので、できるだけ平常心でいたいと常に願っている。
これがプライドというものなのであろうか?孤独の原因の一つはプライドか…?「人前で感情を出したくない」という状態が極端になっていくと孤立に近づく気がする。そして孤独になっていく…ということはありえないだろうか。
プライドの意味を調べてみる
またGoogle先生に聞いてみた。プライドの意味とは…?
「自分の才能や個性、業績などに自信を持ち、他者から正当に評価されることを求める気持ち。
誇り、自尊心、自負心、矜持(きょうじ)自己の能力や成果、身分などに対する自尊心や誇り」
先ほど彼が疑問に思った「プライド」は「他者に対して感情を見せたくない」「他者に自分の心の中に入ってきてほしくない」といった心の状態の意味で使った。
が、改めて言葉の意味を見てみると、本来のプライドの意味とは違うように感じる。なんかちがうなぁという感じ。
Google先生の回答の中で、近そうな言葉は「自尊心」ではないだろうか。勘であるが。
自尊心とは?
「自分自身を大切にする気持ちや、自分自身を価値ある存在として認識し、尊重する態度」
勘がはずれた…。やっぱりプライドや自尊心と孤独は関係ないのであろうか。
改めて、彼が考えた孤独につながりそうな状態は次の2つ。
・他者に対して感情を見せたくない
・他者に自分の心の中にはいってきてほしくない
こちらから歩み寄りたくも、向こうからの歩み寄りもいらない!といった感じ。
彼はこう思った。
改めてこれら文言を眺めてみると、わがままというかめんどくさい奴だなぁ。悩んでいるのであれば他人に頼ってもいいんじゃないの…?何を恥ずかしがっているんだ…?
ピンときた。
「恥をかきたくないという感情」なのかもしれない。
彼は、恥と孤独について考えてみようと思った。
また次回。