【お金をかけないでHPを作成したい人向け】HP作成前に考える6つのポイント
はじめに
元Webサイトの制作者であった私がお金をかけないでHPを作成したい人向けに、HP作成前に考える6つのポイントを紹介します。
まず下記の6つを考える材料に
①制作スキルがある(HTML・CSS、画像制作などのスキル)
②制作スキルがない
③Webサイトの更新が多い
④Webサイトの更新が少ない
&
⑤制作費を多少支払うことができる
⑥制作費を全くかけたくない
Webサイトの作り方を紹介
WordPressで作成
CMSで一番有名なのはWordPressで、当事務所のWebサイトもWordPressで作成しています。
CMSとは、Contents Management System、コンテンツマネジメントシステムの事です。
簡単にいうと、ブログのように簡単にWebページを生成してくれるシステムのことで、WordPressだけではなく、WixなどのシステムもCMSと呼びます。
【WordPressのメリット】
・比較的安価で多くのデザインテンプレートが出回っている(無料も多い)
・プラグインが豊富
・オープンソースのCMSで、カスタマイズ性が高い
・XAMPPという仮想環境ツールを用いることができ、テスト環境を構築することができる(ローカル環境でテストができる)
【WordPressのデメリット】
・本格的なカスタマイズをするには専門知識が必要(html、CSS、javascript、PHPのコードなど)
・ドメイン、レンタルサーバー代がかかる
Wixその他CMSサービスで作成
Wixをはじめとするその他CMSサービスの特徴として、パーツをドラッグ&ドロップすることで簡単にWebページの作成ができます。
【Wixその他CMSサービスのメリット】
・パーツをドラッグ&ドロップにより、直感的に組み立て、簡単にWebページの作成ができる
・無料で使える
【Wixその他CMSサービスのデメリット】
・機能制限があり、カスタマイズ性は低い
・独自ドメインで運用するには課金が必要
・他社サイトで似たようなデザインのものに遭遇する可能性がある(オリジナリティが低くなる)
・無料版だと作成できるページの制限がある
・無料で使えるプランは広告が表示される
ブログサービス・SNSで作成
FC2、Amebaブログ、ライブドアブログ等のブログサービス、またはSNSを利用して作成する方法もあります。
【ブログサービス・SNSのメリット】
・HTML・CSS、画像制作スキルがなくても簡単に作成ができる
・ブログサービス・SNS内でユーザー同士の訪問やリンクがあり、アクセス数と被リンク数が稼げる(集客に繋がる)
・無料で使える
【ブログサービス・SNSのデメリット】
・Webページというより、見た目はブログ・SNSそのものになってしまう
・カスタマイズに制限がある
・独自ドメインで運用ができない
HTMLベースで作成
今ではあまり聞かなくなりましたが、CMSを使わず、エディタなどを用いてHTMLを記述し、作成することも可能です。
【HTMLベースで作成するメリット】
・CMSのフォーマットに左右されず、自由に作成ができる(カスタマイズ性が高い)
【HTMLベースで作成するデメリット】
・HTMLのほかCSSその他コードの知識が必要
・お知らせ等を頻繁に更新していくなら、運用の手間がかかる(ファイル管理が煩雑になる)
・ページが増えるとサイト内のリンクミスが起こりやすくなる
・ドメイン、レンタルサーバー代がかかる
Webサイト制作業者に依頼する場合
Webサイトの制作会社、ココナラ、Lancers等に登録しているクリエイター・フリーランサーに依頼して作成をしてもらうことができます。
ココナラ、Lancers等のフリーランサーに依頼した方が安価で請け負ってくれることが多いですが、Webサイト制作会社も低料金で作成を請け負ってくれるところもあります。
結局どうしたら良い?
はじめに申し上げた①~④に、まずは当てはめてみます。
①制作スキルがある⇒WordPress、HTMLベース
②制作スキルがない⇒Wixその他CMSサービス、ブログサービス・SNS
③Webサイトの更新が多い⇒WordPress、Wixその他CMSサービス、ブログサービス・SNS
④Webサイトの更新が少ない⇒HTMLベース
&
⑤制作費を多少支払うことができるなら制作業者に依頼し、⑥制作費を全くかけたくないなら、自身の制作スキルとWebサイトの更新頻度を考え、判断したら良いと思います。
補足として、④Webサイトの更新が少なくても、WordPressなどのCMSで作成しても問題ないですが、CMSはWebサイトの更新が多い場合にその能力が多いに発揮されます。
制作業者に依頼するポイント
制作業者には、Wordpress、Wixその他CMSサービス、ブログサービス・SNS、HTMLベースのどのパターンでも依頼することができますが、制作業者により得意な分野があるので、依頼するなら事前に調べてみた方が良いでしょう。
Webサイトの更新頻度が多いなら、依頼する際、テキスト部分は編集できるようにしてもらうと、編集・更新がしやくなります。
特にスタートアップ時はサービスの売り方、説明文が定まっていない事が多いため、テキスト部分が編集できると自分で編集・更新ができるので、非常に都合が良いです。
最後に
以上、お金をかけないでHPを作成したい人向けに、HP作成前に考える6つのポイントを紹介しました。
WordPressですが、私が最初に触れたのは、2006年くらいだったと思います。
当時は、なんと、Webページを簡単に作ってくれる便利なシステムなんだと感動したのを今でも覚えています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。