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毎日をハッピーに過ごすために                                自分で自分の機嫌を取る

我が家は6人家族です。9歳から19歳までのaround
思春期の子供が4人いて、皆それなりにモヤモヤすることも多いようで、そんな子供たちの不機嫌に振り回されることも少なくありません。

私は彼らの母なので、子供たちの悩みや思いに寄り添いたいし、子供たちが自分で向き合っていく問題だとの認識はあっても、なんとかしてやりたいと思ってしまう気持ちもあります。そしてそれは時に、すごく疲れるんです。

家族とはいえ他の人の不機嫌に影響を受けてしまって疲弊してしまうことが続き、そんな私もその影響を外にばらまいていないかと心配になりました。これはなんとかしなくては。

子供たちの気持ちに寄り添いつつも、自分の機嫌は自分でコントロールしよう。そのためには具体的に何をすれば良いのか。
なんとなく分かってはいることですが、今改めてここに整頓してみて、実際にアクションする時の指針にしたいと思います。


自分の機嫌は自分で

人間誰しも、嬉しい時も悲しい時も、腹がたつ時も楽しい時もあり、色々な感情があるものです。気分が落ち込んだり機嫌が悪い時があるのも当然のことで、不機嫌であることがいけないというわけではありません。

ただ、周りの人を巻き込んではいないか、不機嫌オーラを振り撒いてはいないか気を配ることはとても大事です。自分の機嫌は自分で取ること、は大人としてのマナーですよね。

周りを巻き込まないというのは、自分の機嫌を取るために他の人を頼ってはいけないという意味ではありません。あなたがその人の助けを必要としているなら、自分でそれを選ぶのならば、それは自分で自分の機嫌を取っているということなのです。

自分で自分の機嫌を取るために、はっきり目的を持ってアクションできるようになると、とても効果があります。気持ちのコントロールができるようになり、同じようなことが起こった場合に、迷わずどうすれば良いかわかるようになるでしょう。

それでは具体的にはどのようなアクションが効果的なのでしょうか。

①特別なものを食べる

まず思いつくのはこれですね。甘いものが好きな人は特別なスイーツを。
そうでない人はお酒や、普段なら我慢するようなものをあえて食べる。これは自分の機嫌を取るために、自分でコントロールできる場合にのみ有効です。コントロールがきかなくなると、過食などの別の問題に発展してしまう可能性もあるので要注意です。

②お風呂にゆっくり浸かる

毎日慌ただしく、シャワーで済ませてしまう人も多いかと思いますが、気持ちを切り替えたい時はバスタブにお湯を張り、湯船に浸かるのがおすすめです。お湯をはって湯船に浸かるなんて時間かかるし、少し面倒だなと思っても、あえてその時間を取ってみましょう。

お湯の温度は40℃くらいにして、ぬるめのお湯でリラックスしましょう。筋肉が緩んで落ち込んでいた気持ちも和らぎます。リラックスして副交感神経を優位にすると内臓の動きが活発になり、消化も促されます。

③眠る

入浴後30分ほどすると少し体温が下がってきて程よく眠気が訪れるのでそのタイミングでもう眠ってしまいましょう!

睡眠、栄養など生きる上で重要な基本的なものが足りていないことも、
不機嫌の原因の多くを占めるものです。まずはシンプルにそのことを解消してみましょう。

④別の感情を刺激する

お笑い番組を見てひたすら笑う、Live映像でひたすら楽しむ、泣ける映画や本で思い切り泣くなど、落ち込んだりイライラするのとは別の感情を刺激してみるのはどうでしょうか。

それまで不機嫌の方面へ一方向だった感情のバランスが取れて、気持ちがほぐれるでしょう。感情を動かして意識的に脳を活動させることで、バランスの崩れた自律神経を元に戻すのです。

⑤ノートに書き出す

自分の今の気持ちと徹底的に向き合うことも有効です。
自分は何に対して気持ちが落ち込んでいるのかはっきりと言語化して紙面に吐き出す。気持ちが整頓されて次の対処法を見つけることにつながります。

⑥できれば日光を浴びて体を動かす

物理的に体を動かしましょう。もちろん軽い運動やジョギング、スポーツなどをすることはとても有効的ではありますが、体を動かして一生懸命に掃除をするなどでも効果はあります。

運動をすることで脳へのストレス反応が弱まったり、ストレスを解消させる物質の分泌があります。セロトニンやエンドルフィンと言われ、心の状態を安定化させる働きを持つものです。

特にセロトニンは精神を安定させたり頭の回転をよくするなど、脳を活発に動かすのに重要とされる脳内物質です。喜びや快楽、恐怖、驚きなどを司る他の脳内物質を抑制し、近年「幸せホルモン」と呼ばれることもあるように、精神が安定して幸福感を得やすくなります。

セロトニンの分泌は日光を浴びたり、一定のリズムのある運動をすることでも活発になります。ウォーキングやダンス、軽い筋トレなどが難しい方は、リズミカルに大きく深呼吸をする、ガムなど噛むことも効果があるのです。

常日頃からだを動かす習慣があると、これらの物質が安定的に分泌され、ストレスに強い身体を作ることになります。そして身体を動かすことは、運動して疲れて、眠るという、良質な睡眠につながるアクションなのです。

⑦はっきりと他の人にお願いする

愚痴を言うのも聞くのもあまり気分が良いものではありませんが、落ち込んでいる時に他の人の助けを借りたい時は、はっきりと具体的にお願いをしましょう。

不機嫌や悲しさを振り撒いて察してもらおうとするのは一番よくない行動です、そのためにも自分は何で不機嫌になっているのか、自分の気持ちに向き合って見つめることが必要になります。

できれば身近な親しい人に、「私の良いところを10個言って」とか、「マッサージして」「コンビニでアイス買ってきて」などお願いしてみてください。

図にのると相手を不愉快にさせてしまうので、褒めてもらったら気分良くなろう!アイス食べたら笑おう!とアクションの結果の行動を最初に決めてからお願いするのが良いでしょう。

はっきり具体的にお願いすると相手も、ああ、機嫌を取ろうと努力しているんだね。そうしてあげれば良いのね、と答えやすいのではないでしょうか。

良い循環を作り出す

このようにして自分に合った方法で、あるいは片っ端からアクションすることで、自分で自分の機嫌を取れるとまず自己肯定感が上がります。

不機嫌になるのは悪いことではないので、イライラしている自分、不機嫌な自分も認めて、好きになってあげることができるなら良いのですが、そんな人は少ないと思います。

少し落ち着いてから、自分のマイナス感情で周りの人を心配させたことを実感し、迷惑をかけてしまった、自分はなんてダメなんだとさらに落ち込み悪循環に陥ってしまうことも多いでしょう。

そんな時に自分の機嫌をとる方法を知っていることは重要です。できればその選択肢は多い方が良いし、具体的である方が行動しやすいです。

自分で自分の機嫌をコントロールできると自分に自信が持てます。例え落ち込んでも不機嫌になっても、それを自分で解決できる力が自分にあるとわかっていると、心にゆとりができ、落ち込むことが怖くなくなります。

そんな良い循環が生まると毎日がハッピーに過ごせますよね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
皆さんに素敵な1日が訪れますように。

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