素直に謝れない時って

10月20日深夜
日曜日の夜の余韻を感じながら
「あの人は蜘蛛を潰せない」彩瀬まるさんの作品を読んでいた。

始まって20ページ弱にでてきた場面
お腹が痛くて薬を買いに来たヤンチャな青年が駐車場で吐いてしまった。お菓子の包み紙にすみません、とだけ書いてあって。この子たちは直接謝ったことがないか、謝って許されたことがないか

という場面
別になんてことない描写なんだろうけどすごく気になってしまった。
きっと彼らは見た目で損をしてきたタイプなんだろうなあ
掃除しなければいけない人がいる、ってことを想像までできているのに
直接言えないのは不器用なんだろうなあ
素直に謝れない時ってたまにあるよね

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