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【超簡単】に日本の土木の歴史

日本の年表に合わせて
土木の歴史を簡単に
楽しく楽しく
見てみましょう☆

まずは、

縄文時代

1万数千年前の時代
とてつもないほどに
昔の話しなんですが
もうこの頃には

石を敷き並べた舗装や
川を付け替えたりしていたそうです。

集団で生活するために
みんなで話し合い
計画をしていたことが分かります。

ご先祖様スゲー!!

縄文時代といえば
縄文土器や土偶が有名です!


続いて~

弥生時代

紀元前500年頃~230年頃の時代
水田での稲作を
するようになりました。
そのため、
川に堰を作ったり
用水路を作ったり
したそうです。

弥生時代といえば
卑弥呼や吉野ヶ里遺跡が有名です!

続いて~

古墳時代

おーい!はに丸 を思い出すなぁ~

230年頃~560年頃の時代
古墳時代といえば、
前方後円墳。
日本最大は大山古墳(仁徳天皇陵)で
長さ840m 幅654mもあるそうです。

この巨大な古墳を作るのに
もし今のお金で計算してみたら
ざっと800億円くらいかかるそうです。
古墳作りに1日2000人
食事の世話をする人などを含めると
1日6000人もの人が工事に
かかわっていたそうです( ゚Д゚)

続いて~

飛鳥時代~安土桃山時代

560年頃~1600年頃の時代
(一氣に1000年飛んでしまった(*_*;)
遣隋使や遣唐使を通じて
中国の知識が入ってきます。

治水技術、測量技術などなど。

下の図は、奈良時代の
行基(ぎょうき)という方が書いたそうです。

最初の日本全図

平安末から安土桃山時代にかけ
仏教などの思想に影響を受け
土をいじることを
忌み嫌う思想が広がり、
石も動かせない時代へと
変わっていきます。

その思想は、
室町時代以降まで続きました。

武士が山に城を築くことで
土を動かすことに少しずつ慣れ、
戦国時代末には、

武田信玄の治水技術
『信玄堤(しんげんづつみ)』

織田信長の大規模築城
などと、
土や石を今までとは違う
大きなスケールで動かす
近世への胎動が始まります。

安土城


続いて~

江戸時代

1600年頃~1870年頃の時代
外国から圧力をたびたび
仕掛けられた江戸時代です。

江戸時代に入ると、用水路の整備を
積極的に始めました。

水平を高精度で測る測量道具も
考案され、さらに技術が高まりました。

この結果、
武士や民衆の耕地が拡大され、
江戸初期の人口約1,200万人が
1700年頃に約3,000万人
幕末には約3,500万人にまで増加しました。

江戸時代の技術というのは
堤防と護岸、水制しかなく
それらを組み合わせて強度を保っていました。

それでもダメなときには
地形を上手く利用したり
分水や遊水等を行っていました。

また、ダムという概念はあまりなく
農業用に水をためる程度でした。

使う材料もコンクリートはありません。
あるものは木材と石と土と砂であり

これらを組み合わせて
如何に水を管理するか
あるいは管理するところまではいかないが、

水とどのように付き合うかということで
試行錯誤を重ねていました。


江戸時代は
水と自然とどう付き合うか
大切にされたんだなぁ、、、


最後に~

昭和時代~現代の土木

昭和時代~現代の土木
1930年頃~2024年

まずは、
建設機械のこと。
普及し始めたのは
1930年頃からで
神戸製鋼、日立、小松、三菱が
互いに競うように開発が
進んできました。

それまでは、
全て人力作業と思うと
日本人の能力のすごさが
分かります!

今では、
3次元でのデータ管理となり
機械施工がさらに容易となって
きました。

3次元設計データの例

次にコンクリートや
アスファルトのこと。

日本では、いつからできたのか?

日本での歴史は、まだ浅く
コンクリートは、1873年に
作られるようになりました。
ちなみにアスファルトは1919年。

先の大戦後(1945年)
日本の復興を目指し、
ご先祖様が必死になり
経済大国とまでなりました。

これも機械や材料、手法の
技術進歩が大きく関わっています。

それにより
鉄道、道路、港湾など
様々なインフラが整備され
利便性の高い日本になりました。

また、水道、電気、ガスも
含みます。


しかし、その一方で
置き去りにしてきたものが
あります。

それは、
江戸時代にはあったもの。

自然とどう付き合うかということ。


近年の水害、土砂災害の原因の一部は
ここ100年くらいまでの
土木、建築の手法が関係していると思います。
もちろん、それまでの歴史にも
災害はありましたが、
最近異常なほど急増しており
昔と今で何が違うか?


過去の記事で説明してますので
こちらをご覧ください(^^♪


現代の土木の在り方、、、

利便性を求めれば求めるほど
道路は必要だし、
大地を固めるし、
山を削り、コンクリートで覆う。

電氣が~と言えば、
山にメガソーラーの大規模開発。
水害が~と言えば、
さらに大きなコンクリートの壁を築く。


もう一度、みんなで考えていきましょう!

自然とどう付き合うかということを。

地球と子孫のために、、、


縄文から令和まで一瞬でした(*_*;

読んでいただきまして
ありがとうございます!

正ちゃん(*^_^*)



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