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高校物理の勉強法(楽しむコツや公式の覚え方、ケアレスミスの減らし方について)
こんにちは。ふぱです。
今日は高校物理の勉強方法についてお話したいと思います。
私は今月高校を卒業したばかりなので新鮮な情報をお届けできると思います。
とはいっても、私があまりにも物理ができなかったら参考にできないと思うので、参考程度に成績を、、、
2024年共通テストの物理85点
そこそこ物理の難しい大学に前期で合格しました。
この記事は、物理を学び始めの人、公式を覚えれない人、ミスが多い人に向けて書きました。
高校1,2,3年生それぞれお話したいことが違うので、まずは自分の関係のあるところを参考にしてみてください。
高校1、2年生
私の通っていた高校では物理は2年生からでした。
そのためこのような括り方をしていますが、はじめて物理にふれる人に向けて書いたので安心して読んでください!
はじめに
まずとても大切なことですが、物理を楽しんでみてください!(*^ー^)
物理は数学を活用して未来を予測するとんでもない学問です。
また、勉強するうちに身近な疑問の答えがわかることもあるでしょう。
例えば、なぜCDの裏は虹色なのか?
そもそも色って何なのか?
なぜメガネのガラスは真ん中が凹んでいるのか?
なぜ月は墜ちてこないのか?
いかに現実で役立てられているか想像しながら問題を解くとワクワクしませんか?
公式は暗記に頼りすぎない
これは一人よって賛否両論ありますが、わたしは公式をすべて暗記に頼らないほうがいいと思います。
確かに完全に暗記してしまえば九九のような便利な道具にもなるでしょう。
しかし、そんなに頭の中のメモリは余っているでしょうか?
忘れることがありえないと断言できますか?
私の場合、英語と化学で完全にキャパオーバーでした( ; ;)
別に全て導出しろと言っているわけではないのです。(導出とは難しい公式を、簡単な公式の組み合わせで作り上げることです)
覚える必要があるものと、ないものの区別をして上手に使ってほしいのです。
また、図形的に捉える、イメージで考えるとわかりやすい公式も何個か存在します。
(次の例は、本当に学び始めの人は読み飛ばしてもらっても大丈夫です。)
例えば、T=2π/ω
角速度ωは1秒間辺りに回る角度です。
360°(2π)をωで割れば、1回転するのにかかる時間Tが求まるのはイメージできるでしょう。
イメージできないと言う人はωが180°のときを考えてみてください。
このとき1回転するのに2秒かかるというのは多くの人が理解できると思います。
このように具体的な値(シンプルな値)を代入することでイメージしやすくなるものも多くあります。
この公式(T=2π/ω)を完全に使えるようにすると、ω=2π/Tという公式も覚える必要がありません。
こんな感じで、イメージで覚えられる公式を何個か覚えておく。
それらを変形または組み合わせて、他の公式も出せるよう日々練習するのが私が思う物理のコツです。
これができると、本番公式ど忘れしてなんにも解けない \( ˙꒳˙ )/
なんてことはありません。
導出を大切にしてほしい
公式の導出過程は、知らないとかなり大変なものもあります。しかし、そんな公式こそ時間をかけてやってみてほしいです。
大学によっては『気体分子運動論』や『ヤングの実験』などの有名な導出過程を出題してきます。
それだけ導出の過程は、物理の本質に欠かせないものなのです。
3年生になって、三角関数の微分積分を習うと、もっと楽に導出する方法も分かってくるでしょう。
しかし、地道な導出方法でしか学べない大切なことが数多くあります。
このように公式導出の練習は、本質の理解と数学力の向上が得られる、まさに一石二鳥の勉強です。
ぜひやってみてください!
また、YouTubeをうまく使うのも大事です。
本当に学びはじめならヨビノリがおすすめです。
倍速設定もできるため、自分に合った学習ができます。
高校3年生
ここからは物理は慣れてきて、基本的な公式を覚えたもしくは導出できるようになった人向けです。
微分積分を使ってみる
この方法は、波動、電磁気で特に役立ちます!
まだ、三角関数の微分積分をやったことがない方はやった後でいいので、実践してみてください。
やり方は簡単。Δをdと考えて微分をします。
v=ΔΦ/Δtのときv=dΦ/dtとして微分が使えるということです。
仮にvがわかっていてΦが分からないとき、上の式の両辺をtで積分すればいいのです。
この考え方が真価を発揮するのはコイルの公式です。
あんなゴチャゴチャしている式を暗記で覚えさせようなど狂気の沙汰だと思ってしまいます。
詳しく書くと難しくなってしまうので、スタサプのハイレベル物理(中野先生)を見てみてください。
ミスを減らすために
ここからは、基礎はある程度身についたものの、途中の式変形で間違えてしまう方に私が実践してきた方法をお話しします。
まずは次元の確認をする習慣をつけてください。
例えば、高さhから質量mの物体を静かに落とすとき、床に触れる直前の速さvについて考えます。計算すると
v=√2gh
右辺の単位に注目すると
gの単位はm/s二乗
hの単位はm
よって√2ghの単位は√m/s二乗×m
すなわち√mの二乗/sの二乗=m/s
vはm/sなので、√2ghが速さを示していると分かると思います。
もう少し詳しく知りたい方はユーチューブで「物理 次元の確認」と調べるとたくさん出てくると思います。
ここにはヒグマさんの動画を貼っておきます。
この手順を踏むことでミスの半分くらいが防げます!
物理の問題は序盤の小さなミスが命取りです。
ぜひこの機会に練習してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
一つの参考にしていただけたらうれしいです。
それと、記号等のミスがあったらすみません。
(*_ _)՞՞
それでは、受験勉強がんばってください!
応援しています。