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《実家の片付け》本棚にお菓子を入れないでください

一人暮らしの父は、物をもとの場所に戻しません。
目につく場所に適当に投げ込むので、
「なぜ、本棚にお菓子があるの!」と
私は見るたび頭を掻きむしっていました。

本人が便利ならそれもいいとはいえ、
この本棚、ガラスの扉がついているのです。

わざわざ扉を開けてお菓子いれます?

かえって面倒なのでは?
お菓子をしまうのに、扉を開け閉めする
アクションがひとつ余分に増えますし。

それなら、もっと取り出しやすいように
扉のない場所にお菓子は移動させた方がいいでしょう。
そして本棚は本をしまうだけ、
ついでに棚の上にある鍋などは
地震が来たら危ないので、
とりあえず場所を変えることに。

それでも本棚に帽子が収納されている

ちょっとスッキリしました。
本棚になぜか帽子が2つ収納されていますが、
片付けていたら発見されたものです。
ゴミ袋に入っていて、
父は存在を忘れていただろうに、
捨てずに本棚にしまうと主張。
それは本人の希望に従いました。

それより棚の上に置かれていた
調理道具や、大量の保存容器の蓋(蓋のみ)、
ペットボトルに詰め替えられた漂白剤
(何でもペットボトルに詰め替えるのは
父の趣味です)などがゴッソリ処分できて
ホッとしました。

その処分方法ですが、捨てていい?というと
嫌がりますが「もらってもいい?」というと
あっさり手放すのがわかっていたので、
今回もその作戦でいきました。ところが、

「お母さんがテレビショッピングで買った
使い方がわからない調理器具なんて、
持って帰ってもどうせ使わないぞ。
もったいないからって持ち帰っても、
そっちでゴミになるだけだと思う。
今捨てたら?

と父が言い出すので、びっくり。

部屋が整い始めて意識が変わりはじめている!
何も捨てたくない人から、
そんな言葉が聞ける日が来るとは。

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