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Wechatの呪縛
中国赴任時代、Wechatは私の生活の一部でした。日本に帰国してからは、Lineが主流のSNSとなりましたが、この切り替えには苦労しています。
中国では、誰とでもすぐにWechatで繋がる文化がありました。驚いたのは、雲南省に遊びに行った時、見ず知らずの人たちとその場でWechatグループを作ったことです。大学でも授業ごとにグループを作成し、登録者数も次々と増えていきました。所属グループは2桁にもなりました。
そんな生活に慣れてしまうと、日本のLine文化に適応するのは一苦労です。最近、仕事のことでLineを繋いでほしいとお願いしたら、「私は家族以外とはLineしていません」とあっさり断られてしまいました。ショックでした。また、文字打ちが面倒でボイスメッセージを送ると、相手に少し引かれてしまいました。
中国で慣れ親しんだwechatの感覚を日本でlineとと
で使い分けるのには、想定以上に時間がかかりそうです。