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noteさん初めまして|乳がんという時代

 数ある記事の中から興味を持っていただいてありがとうございます。
初投稿のピンクリボンくんです。初めまして。

 私は病院で勤めているのですが、乳腺外科の医師と話し合って乳がん術後のリハビリを2つの病院で開始してきました。時代にもちょうどマッチしていたんだと思います。
そんな私が思っている事や調べた事を少しずつ書いていこうと思います。


 一昔前から乳がんの話題をTVで見ることが多くなりました。芸能人の方なども多くの人が告白し、認知度もかなり上がってきています。
今の時代、日本人女性の9人に1人は乳がんになると言われていますので、他人事ではありません。

しかも、一般的には女性に多い疾患ですが男性にも乳がんはあり、全体の約1%を占めると言われています!!!
私も男性の乳がんの方とは、なんとなく100人に1人程度でお会いしているような印象です。

でも近年なぜ乳がんが増えてきたのでしょうか・・・?




 理由はいろいろとありますが、女性ホルモンであるエストロゲンとの関係があります。
卵胞から分泌されるエストロゲンは、乳房の発育など女性らしい体を作る役割を担っているのですが、乳がんの約70%はエストロゲンにより成長するとも言われています。
エストロゲンが過剰に分泌する因子として、
①初経年齢が早い
②閉経年齢が高い
③初産年齢が高い
④授乳期間が短い
などが考えられています。


 今の時代を考えると、多くの女性が当てはまってしまうのではないでしょうか・・・

逆に昔の時代は、若い年齢で結婚して、たくさんの子宝に恵まれて、その分授乳期間もかなり長くなるので、エストロゲンの分泌は抑えられていたんだと思います。


 私は職業柄、乳がんの手術直後の方とお会いする事がとても多いです。
乳がんと宣告された方は、その後たくさんの検査を受けて主治医と治療方針を決めて、気持ちの整理をしながら手術日を迎えます。

手術は乳房の形が変わってしまい容姿が変化するため気持ちを整理する事はとても大変だと思います。

術後はとてもとてもネガティブな気持ちの方もいれば逆にスッキリしている方といらっしゃいます。


 様々な受け止め方がある中で、ちょっとしたサポートができるようになりたいなと思っています。

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