AIの進化とロックマンエグゼ アドバンスドコレクション発売によせて
このところのインターネットは、まさに日進月歩どころではない勢いで進化するAIの話題で持ちきりだ。
みんなで協力してノイズからエッチな画像を生み出していたのも今は昔。画像生成系AIがシャレにならないクオリティの出力をすることが世に広まってから、あれよあれよという間に私の本業であるIT業界の面々も、真剣にAIとの付き合い方を考えねばならないという状況になっている。
しかしながら、この状況に際して、私が思うのは「ありがとう、ロックマンエグゼ・・・」それだけである。
何の話?という人も多いだろうが、ロックマンエグゼは私が小学生のころ大層入れ込んだゲームで、当時から見た未来のネットワーク社会を舞台に主人公とその相棒であるネットナビ(人格を持ったプログラム)が活躍する物語だ。
ロックマンエグゼにハマったのをきっかけに今もIT業界で働いているし、色んなところで使うハンドルネームにexeとつけているのもそのせいだ(同じような人はきっと沢山いる)。
そして奇しくも、ロックマンエグゼは十年以上の時を経て今年、最新プラットフォームで、あまりに多くの人に待ち望まれたネットワーク対戦機能とともに、ナンバリング作品を収録したアドバンスドコレクションとして発売される。
AIの進化が著しい今、本作に登場する人格を持ったプログラム「ネットナビ」はある種、この作品が作られた当時以上にリアリティを持って受け入れられる存在だろう。
そして私はロックマンエグゼに見た未来と現実が重なろうとしている今がめちゃくちゃ面白い。
だからこそ、「ありがとう、ロックマンエグゼ・・・」
いまでもボクらは、つながっている!
インスピレーションを刺激する酒代になります