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靴を買うのが苦手だから思いきって人生で一番高い靴を買ってみた②
靴を買うのが苦手な私が初めて良い靴を買ってみた話の続きです。
ファッション系の記事とか読むと、国内の靴が合わない人は海外の靴の方が形が合うとかよく書かれている。
色々見ていくうちに、どうせなら多少高くても自分にぴったり合った靴を買って長く履ければいいなーと思うようになった。
ヒールはそんなに高くなくていいから、ある程度の時間歩いても疲れないスタンダードな黒い革の靴が欲しい。
スタイリストさんとかファッション系の仕事されてる方とかが割と高い率で
「長年手入れして履いてます!」と紹介されてるGUCCIの靴いいなと思った。
長年お手入れして履き続けるってなんか良い。
丁寧に生きてるって感じもして憧れる。
ハイブランドの靴って履いた事無かったけど、自分が履いていいんだろうか?とも思った。
しかし、いつか自分にも履く日が訪れるかも…とただ思ってるだけじゃ、そのいつかって一生来ないんだよね。
靴や服だけに限らずなんでも。
で、早速お店へ試着させてもらいに行った。
目に入ってきたのは、シンプルな5cmヒールの黒いローファー。
GUCCIのシンボルのホースビットも素敵。
黒い革の輝きも綺麗!
ちょうど私に合うサイズは、お店には残り1点だった。
突き刺さる「残り1点」
見た瞬間は幅が細いと思ったけど履いてみるとキツくない。
しかも、大抵どの靴でも土踏まずの高さが足りてなくていつも足裏3点で支えてる感じだったのに、ちゃんと足裏にくっついてる感じがした。
それだけでも今までになくかなり楽。
しばらく履いて歩かせてもらう。
まぁ店内を多少歩いても、実際買って帰ってアスファルトの上を歩くと
え?あの時は大丈夫だったのに!!痛い!ってなるんだけどねー。
今まで何十回そのミスをしたか。
結局、室内の床の上をまだ買ってない商品である靴に気を遣いつつ足にも意識して歩くのと、買ってから実用品として屋外をいつものペースでガシガシ歩くんじゃ足へのダメージ全然違うんだよね。
そう思いつつも、やっぱり歩きやすい。踵も脱げないし。
思いきって購入する事にした。
なにせ残り1点だし!
価格は高いけど何回も履けば、痛くて1回で履かなくなった靴よりずっと安い。
底を定期的に張り替えたりメンテナンスすれば長く履けますよとの事なので、お手入れしながら長く履いて行こうと思う。
翌日会社へいつも通り急ぎ足で通勤した時履いたらやはり踵が1箇所だけ靴擦れした。
革がまだ硬いから仕方ない。
数日絆創膏貼って傷が治ったらもう靴擦れしなくなった。
しかしそれ以外の部分は擦れる事なく逆に驚いている。
いつも小指の外側とかくるぶしの下とか数カ所は痛くなるのに。
たくさん履いてこれからどんどん足に馴染んでくるのも楽しみだな。