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自我境界線 強化冥想法 Ver1.1


STEP1

まずは体を締め付けない服に着替えて、楽な姿勢になって目を瞑ってください。リラックスするのが難しかったら、環境音楽をかけたり、アロマの類を使うと良いでしょう。

自我境界線は皮膚・表皮とイコールであり、その境界が外界と自己を隔てています。そして、その境界を意識する事によって、外界と自己の分離が起きます。

全身の皮膚を意識するだけでは片手落ちなので、外界と自己の両方を意識する必要があります。意識する回数が多ければ多いほど分離が起き易くなるので、最初は朝昼晩の三回、五分程度で良いので実践してください。


大抵の人は、自分が把握している(と思っている)皮膚の位置と、実際の皮膚の位置にズレがあったり、自分の身体なのに何故か意識する事が出来ない場所があるものです。

そういう場所を見つけたら、そっと指で触れて皮膚に刺激を与えてみてください。軽く触れる方が効果的ですが、服に厚みのある場所や、皮膚感覚が鈍い所もあると思うので、自分なりに加減してください。

上達すると、意識した瞬間に全身の皮膚と、その状態を正確に把握する事が出来るようになります。


STEP2

全身の皮膚と、その状態を正確に把握できるようになったら、皮膚が外界からの刺激を完全に遮断・反射している状態をイメージしてください。このイメージによって、元々皮膚に備わっている役割が活性化されます。

この冥想法を実践するうちに、自分の皮膚そのものが遮断・反射という概念への最適解を出してくれます。その最適解は「自分だけの冥想法」を生み出す根本の部分になるので、大切にしてあげてください。

イメージが上手く出来るようになってきたら、何時でも何処でも、日常的に冥想法を行ってください。これは学校や会社等で受ける人間関係のストレスを遮断・反射する為の、実践的なトレーニングになります。


このトレーニングを開始したばかりの頃は、他人からの圧により押し負ける感じがする筈です。これはあなたの自我境界線が弱く、曖昧な為に、必要以上に外界からの刺激を感じてしまっている事を意味します。

ある意味、過敏な状態と言えますが、それでも圧を感じられるならマシな方です。何故なら、自我境界線が殆ど機能していない人は、他人や外界からの圧さえ感じ取れず、簡単に他人の言いなりになるからです。

冥想法に熟練するにしたがって、他人に押し負ける感じがしなくなっていきます。この状態になって初めて、ビジネス書などで学べる処世術を役立てられるようになります。


STEP3

ここからは呪術の領域です。肉体、エーテル体、アストラル体の三身体を強化し、連動させて、一時的に自我境界線を強化する術を会得しましょう。

筋トレなどで肉体を鍛えたり、大きな声で気合を入れたりすると、少しだけエーテル体とアストラル体も強化されます。気功やヨーガなどでエーテル体を鍛えると、少しだけ肉体とアストラル体も強化されます。

大きな喜怒哀楽を経験するとアストラル体が鍛えられ、少しだけ肉体とエーテル体が強化されます。三身体は常に連動しているので、このような事が起きるのです。


三身体を鍛えていくと、自然に三身体を連動させるのも上手くなっていきます。スポーツのトレーニングや武道の修行に打ち込むのは、霊的・呪術的な素養を伸ばす事にも繋がるのです。

特に、武道の鍛錬では「敵を倒す為の技術」を磨くので、それでしか磨けない特殊な感覚も養われていきます。

ただ、スポーツ選手や武道家の場合は、素養や感覚を活かす為の技術を持たないので、霊的・呪術的には宝の持ち腐れの状態にあると言えます。


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