AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト合格体験(受験〜その他)
前回、イントロダクション〜事前準備編という記事を書いたその続きである。主に、受験申込から受験当日、合格後や資格への考え方について触れたいとおもう。
受験申込
受験申込の注意点について述べる。
AWS認定試験はこちらから申込を進めることができる。記事公開時点では、AWS 認定からサインを行った。サインインボタンを押し進めるとサインインを求められます。
1つ目の注意点、少しハマったのが、日本を選択した上でAmazonアカウントでログインする必要がある。つまり、普段買い物で利用するアカウントでサインインをする必要があった。画面は↓このような感じとなっている。
おそらく、最初は「すべてのリージョン」に選択されているので、「日本」に選択した上でサインインを進める。申込に時間を使っている場合ではなかったので盲点であった。
このまま、申込を進めると「PSI」と「ピアソンVUE」を選択する画面が出てくるが今回は「ピアソンVUE」で受験した。近くに思いつくテストセンターがピアソンのほうだったためである。ここは人によって異なってくる。
ちなみに、試験問題は英語を日本語に訳したものだそうだが、「ピアソンVUE」のほうが日本語が自然という記事を見たことがあるが真偽のところはわからない。
2つ目の注意点、申込を進める上で氏名や住所を入力するのだが、基本的には英語入力となる。入力自体問題ないのだが、試験当日の本人確認で必要な書類(運転免許証など)が日本語表記であるため確認が取れるのか不安になったが、結果的に問題がなかった。
受験者の情報やクレジットカードなどを一通り入力後、申込を完了するとメールが送信される。受験料金の明細や受験センターの情報などである。メールを受信すると残りは受験するのみである。
受験当日
受験当日について、下記の気になった点や留意すべき点についてふれる。
・本人確認書類について
・受験環境について
・受験内容について
本人確認書類について
本人確認書類は、受験したテストセンターでは2種類提示する必要があった。今回は、運転免許証と保険証を提示することで問題がなかった。基本的には、写真付きの確認書類+もう一つの公的な書類を定時する必要があったと記憶している。本人確認ができない場合は受験できないと思われるので忘れず持参する必要がある。
受験環境について
テストセンターでSPIなどを受験された方は別であるが、これまでペーパーでの受験しか経験したことのない場合は戸惑うことが多いと思われる。パソコンに向かって最長140分見つめる必要がある。個人的には、休憩なしで140分も見つめる経験があまりないので苦痛であった。特に下記の点が苦痛であった。
(1) 解像度の都合なのか不明だが、画面が横伸びしているように表示される
(2) テストセンターはAWS試験だけでなくキーボードを使用する試験もあるためなかなかキーボードの音が気になる
(1)は、予想外だったということもありなかなか困った状況であった。文章が非常に読みづらく、初めて受験した時は集中するのに時間がかかった。これが不合格になった要素の一つではにかと勝手に言い訳しておく。訓練にしようにもなかなか再現できない環境のため慣れるしかないところだ。
(2)は、初回受験時に隣にキーパンチが強めの受験生がいたことで、これまたなかなか集中することができなかった。これも不合格の言い訳の一つに加えておくが、静かな環境でキーボード音が不規則に聞こえると気になる人は気になるはずだ。これも慣れるしかないところだろうか。
受験内容について
受験問題については、事前に漏らさないことを求められるためここでは口外できないしそもそも問題自体を覚えていないため言えないのだが、受験時間についてふれる。
事前に受験時間は140分となっているが、実際に問題を解く時間は130分である。時間との勝負となる試験ではないため問題なかったが、事前には知らなかった。残りの10分は、試験開始前の注意事項や試験問題回答後すぐにあるアンケートの時間も含めてということになる。
大きな流れとしては、「注意事項」→「問題回答」→「アンケート」→「結果表示」となる。「問題回答」が130分、その他が10分という構成である。
余談だが、問題回答で回答を送信、アンケートに答えている間もしくは、瞬時に回答の正誤判定を行なっていると思われるのでアンケートは単純にアンケートだろう。また、結果がすぐに表示されるため、不合格の場合はショックな気持ちで受け付けまで戻って終了を告げる必要があるため酷であった。
不合格の場合は、次の受験は2週間後からとなるため連続受験は不可となる。
合格後の感想とその他
IT系の資格に限らず資格全般に言えることだが、実務を相当行なっているのであれば別だが、資格を取得・合格したからといって実務でバリバリできるということはまずない。この点を指摘し資格不要論を言う人がいる。事実上、間違いではないし否定する気もない。
しかし、資格対象(今回であればWSアーキテクト)について習得するためのマイルストーンになることは間違いないだろう。何より資格(試験)は期限が決まっているため、成長に向けての目標としやすい。一定の通過点として考え、時間と費用を使用することは無駄ではない。これからも小さな目標を設定しクリアすることで自分の成長を促していきたい。
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