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ライン系【時間外労働 削減】⑤「適正人員算出方法」(現状5名→4名へ)

「人手が足りない?」と考える時、「本当にその人数が必要なのか」は
分かっていない場合が多いようです
・・・それは、「本当に必要な人数の算出方法」が
   一般的に知られていないからです
生産ラインで、適正な配置人数はどのように算出したらよいか?
・・・「本当に必要な人数の概算方法」を説明します

改善前の人員配置

「適正な配置人員数」が分かれば、「忙しい所への応援」を
依頼する側も・依頼される側も「実測データを見ながら納得できる」ので、スムーズに話が進められます
(働いている方々は、きちんとした資料1枚でも、理解・納得できれば、
 自らでも動いてくれる場合もあります)

1.前提となる時間の見方:
 1)別投稿の【〇「時間のちがい」に気づきましょう】をご覧ください
   この投稿の前半は飛ばして、後半の図説部分からで結構です
   ・・・時間を「有効時間」「付帯時間」「無効時間」の
      3種類に区別して観て行きます
 2)「有効時間」と「付帯時間」の合計を「実作業時間 T」として、
   今のライン作業の中に「実作業時間 T」がどれだけあるかを
   ストップウォッチで測ります
   ・・・あまり細かくせず「秒単位」で、小数点以下は切り捨てでも
      問題ない場合が多いです

2.観測と分析のまとめ方:
 1)タイトル画像のモデルラインについて、「実作業時間 T]を図ります
   【要するに手と足が動いている時間】のことです
    ・・・両方止まっている時間が「無効時間」ということです
 2)この場合、Cさんが25%しかないので、
   余裕が100ー25=75%あります
   Dさんは48%なので、この25%を兼務しても48+25=73%
   なので「兼務が可能な範囲」・・・と分かります

本当に必要な「有効時間比率 YF」の出し方

3.改善後の配置例:

改善後の配置例

4.この例では、
  Cさんがこのラインを抜けて、別職場の応援に行けますので、
  「全体として1名分の時間外労働」を減らすことも可能になります
2024.09.17

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