【京都芸術大学】芸術史講義(アジア)2 レポート(評価S)全文公開
はじめに
芸術史講義(アジア)2 レポートの全文を公開します。
このままコピペして提出すると不可になるかもしれません。
課題内容は当時のものであり、現在の課題内容とは異なる場合があります。
ご自身でのレポート作成に、参考としてご活用ください。
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課題
①朝鮮半島、②西アジア、③中央アジア、④インド及びスリランカ・東南アジアからどれか一つの地域を選び、その地域の芸術全体の流れについて1200字程度でまとめよ。
各時代の代表作を何か一つ取りあげ、その時代の特徴を簡潔に述べること。
※本レポートでは①朝鮮半島を選択した。
本文
「朝鮮半島の芸術史」
古朝鮮の実態は不明な点が多く残されているが、その文化は1枚の大きく扁平な天井石を数個の石で支えたドルメン形式の支石墓と琵琶形銅剣や磨製石剣の副葬品をセットとする葬墓文化が特徴的である。古朝鮮滅亡の後、高句麗・百済・新羅が栄える時代を迎えた。この三国が台頭した7世紀中盤ごろまでを三国時代と言う。三国は中国を手本として国家運営に取り組み、国家成立の思想的基盤として仏教を取り入れた。その表象として仏教美術が国力を挙げて作られた。
高句麗は紀元前37年に建国したとされる。357年に築造された安岳三号墳は壁画に日常生活図が描かれているが高句麗固有のモチーフと中国伝来のものとが混合している。5世紀頃になると墳墓に描かれる壁画は日常生活図に加えて四神図が登場す
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