小6算数:小数と分数の混じった計算(超算数ワーク)
実をいうと、この単元・・・わたしはきらいです。
高校の理科の計算問題で、こういう計算の仕方してたらよくないな・・・という解き方をすることになるからです。
昔はそんなこともなかったのですが、一部の地方の中学受験もやっているような塾でやっているので、小学校でも扱わないわけにはいかなくなったのかな?・・・と思っています。
小学校でやる以上、教科書でもそういう扱いになるのはいたしかたないことです。でも、ほんの少しがんばれば高校理科でやるような計算もできるようになります。
そちらの方向からの解説教材が、あまりないことが問題と考えますので、私が提供します。
ユーチューブ動画で解説していきますが、問題と解答はこちらからダウンロードできます。
第1回「小数も便利だよ」
小数は必ず分数に直せるけど、分数は必ずしょうずうに直せるとは限らない…だから、いつでも分数で合わせるようにしておけ・・・と教えている先生も多いでしょうね。
小学生のみなさんにとっても、けっこう多くの人が、そう決めてもらった方が楽なのかもしれません。
でも、小数って、便利ですよ。
使いこなせるようにしておきたいですね。
こちらの動画をどうぞ。
第2回「分数×小数のままだっていいさ」
「分数、または小数のどちらかにそろえよう」・・・もちろん、小学生への導入としては、それでいいと思います。
でも、「小数×分数」のまま扱っても何の問題もありません。
それどころか、高校生になる前に身に付けておきたい計算技術でありますが、小学校でも中学校でも、それを改めて勉強する機会は少ないです。
私が、積極的に発信していかないといけない部分かなと感じています。
第3回「わざわざ分数にしなくていいね」
小学6年生以上の実に多くの生徒さんが、こういう計算をみると反射的に分数に直そうとします。
そのまま小数で簡単にわり算できるものも多いですよ。
第4回「『÷0.5』と『×2』は同じもの」
『×0.5』と『÷2』が同じもののように、『÷0.5』と『×2』は同じものです。
こういう数量感覚を磨(みが)いていけるといいですね。
第5回「分母を簡単にすることだけ考える」
「分母(わる数)を簡単にすることだけ考える」
・・・とても重要な計算のコツです。
分子はどうにでもなります。
第6回「やろうと思えばできます」
第7回 「もうできるよね」
今回のシリーズは以上です。
ご意見・ご感想、お待ちしています。