サンフランシスコ滞在記:Day6
行動記録
今日はフェリーを使ってダウンタウンへ出かけてみる。
フェリー乗り場まで車で送ってもらう道すがら店に寄って、30分ほどで朝ごはんを食べる。スウェーデンパンケーキを頼んだら、フリスビーですかという大きさだった。生地がもちもちしていて美味しかった。
フェリー乗り場の自動販売機でチケットを購入するが、クレジットカードが読まれない。エラーが出ずにただ同じ画面なので理由がわからない。仕方ないので現金で購入。
ウェブサイトに載っていた時刻表がどこにもなく、案内員もおらず少し混乱。まわりもヨーロッパからの観光客っぽい人たちだったので、これで合っているよね?と会話してとりあえず並ぶ。ここからBradと分かれて、滞在中初めて自力で行動。
船内ではすぐにゴールデンゲートブリッジが見えてきて、セールスフォースタワーなどダウンタウンの街並みを海側から望めた。
フェリーを降り、徒歩でMOMA美術館へ。Googleマップを見ながら歩いたのとルートがシンプルなので迷わず着く。オレンジのシャツに紺のジャケットを着た黒人ビジネスマン、セールスフォースカラーのジャケットを羽織った人、大きめのネックレスか大きめのイヤリングなどを付けたきれいめな服装の女性たちが連れ立って歩いていて、だいたい皆腰のあたりにIDをぶら下げていて、ああランチタイムなのだなと思った。
プラントベースドの肉を謳った店が外まで並び、人気だったのが印象的だった。
MOMAを見てまわったあとは、せっかくなのでプラプラ歩いて次の予定に向かう。
サンフランシスコに行くと決まった時にすぐ思い出してぜひお会いしたい!!と思ったのが、今働いているキャスターに入るきっかけとなったRemote Style(残念ながらビジネスモデルがキャスターにフィットせず別サービスにマージされた)のロゴをデザインされたナミカさんa.k.a灰色ハイジさん。All Turtlesのスタジオを訪問して、Sightglass Coffeeに連れて行っていただいた。平日だったので短い時間だったのと、ちょっと嬉しくなってしまってとりとめないお話しかできなかった。日本人として現地で働き暮らすことはもちろん、デザイナーとしてのプロジェクトへの関わり方などもっとお話したり聞きたいことはたくさんあったけど、またきっとお会いできたときに。
スタジオに向かう道中、あーミスったなと思ったのが、MOMAから歩くと6th St.という道のあたりを横切ることになる点。そこがそうとは教わるまで知らなかったのだけど、確かに他の友人も、SFではそういうエリアがものすごく隣接していると言っていた。
そこでは、気付くと急に、まわりを歩く人の目がどんよりしていたり、歯がスカスカだったり、身なりが綺麗じゃなかったり、もはや歩き方からしてやばいとわかる感じの人が目につくようになった。少し道も臭いし、道の角には人がよく座り込んでいた。
連れて行ってもらったコーヒーショップは吹き抜けになっていてすごく居心地のいい場所だった。マキアートを頼んだけど、美味しいやつだと思う。
ここでもラップトップを持ち込んでいる人を何人か見た。HPかMacをよく見る気がする。
ナミカさんと分かれた後コーヒーショップのすぐ前から出ていた4番のバスに乗ってMill Valleyに戻る。言われなかったらバス停とわからない。電柱に黄色く塗られた印があって、たしかにそのあたりには道路上に安全地帯みたいな人が立って待つスペースがあった。
前のドアから乗って、運賃を聞くと7ドルと言われたので10ドル札を運転手の手前にある黒い機械に入れる。謎の白い紙製カードが出てきたのでなんこれ?と聞くと、釣りだと言われた。紙のカードが釣り?とは?という顔をしたのだろう、次回乗るときに使えると言われる。いや、それも意味がよくわからんが、まあ、いいやと思いとりあえず取ってシートに座る。降りるときはボタンを押して知らせ、同じく前のドアから降りた。
Millvalleyに戻り、Brad友人宅へ。日本食など何皿かの料理を皆で作り食事。
チーズとクラッカー、生牡蠣、グリルドサーモン、お好み焼き、生姜焼き、焼きそば、カップケーキ、お手製アップルケーキ。
主人はやはり大型犬を飼っていて、自由に庭と室内を移動していた。
付き合いの長い友人同士の会話に混ぜてもらえるのは、ひととき違う文化に馴染めたような気がして楽しい。ペルー出身だったり、離婚したのに今日の食事に娘も連れて集まっていたりとある意味バラエティ豊かなのにそれ自体はとても当たり前で、屈託のないあたたかい繋がりを感じた。
気になったことメモ
もっとフォードやシボレーが多いかと思ったら、テスラ、トヨタ、ホンダが多い気がする。
バンはそんなに見ないが、ピックアップトラックはまあ見る。
見たクルマ:ヒュンダイ、キア、シボレー、フォード、メルセデス、BMW、三菱、トヨタ、ホンダ、スバル、日産、アウディ
警察やパトカーを基本見ない。日本みたいにパトロールしていない。
警察が出てきたらもうだいぶヤバイみたいなことなんだろうか。
コールドプレスやプラントベースド肉などはオフィスエリアに集まっている気がする。
紙皿、持ち帰り用の紙ボックスを手に持って食べ歩いてるビジネスマン、学生、若者を頻繁に見る。紙皿にそのまんま食べものが乗っていてフタやラップすらない。
道がワイドでぶつからないからか?
こちらにいると、化粧をしなくても(まあ眉くらいは描いてもいい、くらい)いいやという気になる。
この感覚は忘れていた。日本のように同じ流行りメイクのコピーロボットにならなくてもいいような感覚がある。
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