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情報サイトの構築2:データベース/カタログ型サイト
どんなものかを一言で説明すれば、(旧版では「量で圧倒する」としているように)ページ数が桁外れに多いWebサイトのこと。
独自のデータベースを構築し、これをもとにページを生成することもあれば、オープンデータを用いることもあります。
※文字数13万あまりとなっています。
※別冊『広告・マネタイズの考察』は公開済み。
はじめに:
類型のデータ型でも説明しているように、すべてのページに共通の項目を表形式(同じフォーマット)で掲載することになります。
自分で撮影した写真を、場所や日時、その他の情報を添えて掲載すれば、データベース/カタログ型サイト。
もともとミニサイトの派生として作り始め、今ではメインの作業で割り当てる時間がもっとも多い(大半はデータ収集ですが)です。
ページ数が数百ともなれば、どうしてもデータベース構築が必要になってきますし、ある程度はプログラムの知識も要する。
たいていの場合、運用はレンタルサーバーで問題ないと思うのですが、どうしようもなくなるほどアクセスがあるのなら収益を得るのも容易でしょうし、その時になってから考えるでいいような気がします。
また、それなりの規模になるとサイト内検索機能が必須なので、技術的にも簡単ではなくなります。もし知識がないままやれば、特にセキュリティ面で危険なことになる。
こういったことを書くと諦めてしまう人がいますが、そうではありません。最初のうちは力業で何とかなるものだし、何とかするくらいの気構えで始める。
ひとごとだからといって無責任ではありますが、行き詰まったら誰かに助けを求めるくらいでいいというのが本音です。
メリット・デメリット
メリットとしては、説明文くらいは書かないといけないとしても、ブログのような文章は必要ない。
とにかくページ数が物を言うので、まずは手を動かしてデータを集めること。
最初の頃は構えて力んでいたんですが、1ページあたりの労力が少なく、ページが増えるに従って案外と形になっていくので、がんがん作っていきます。
(ある程度の形になり報酬を求めれば少額でも数が取れる。)
もちろん、いいことばかりではなく、デメリットもたくさんある。
すぐ上の段でも書きましたが、情報(ページ数)が少ないと価値を作り出せませんから、構築に時間と手間がかかります。
ブログだったらSNSと絡めてすぐにでも報酬が得られる可能性があるのに、データベース/カタログ型サイトは初動がとにかく遅い。
目をつぶってそこを突破できるかという試練が待ち受けています。
規模に従っていろいろ問題が出てくるので、それをクリアしながら諦めないでやっていけるか?
チャレンジする人が少ないので、うまくやれば独壇場になる。認知されるに伴ってアクセスが伸び(求めるならば収益も大きくなり)、長続きもする。
その道のりは孤独な戦いで底力を試されます。
本編:
増補新版:量(ページ数)で圧倒する
旧版:手探りで始めた