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高松市の行政手続きオンライン化について思うこと

先週初めのニュースで、高松市が行政手続きのオンライン化を進めるという記事がありました。

政権交代が行われ、河野行革担当大臣がハンコレスに早速取り掛かっていたり、デジタル担当相が作られたりしていますが、まさにこの流れに乗った感じですね。ちなみに、高松市はデジタル担当相の平井卓也大臣の選挙区でもあるので、その関係もあったりするのかなと思いました。

このオンライン化ですが、個人的には大賛成です。僕はこれまで数年おきに引っ越しており、その度に各種手続きで役所に行くことがありました。僕が役所について不満なのは主に以下の2つ。

1.時間と曜日が限られること

2.時間がかかる

一つ目は誰もが思っているんじゃ無いでしょうか?会社勤めで忙しい人に限って、手続きのため(だけ)に会社を休んだり遅出や早退が出来なかったりすると思います。大きな自治体だと時間外や土日の窓口もあったりしますが、全ての自治体がそうではありません。オンライン化すれば時間も場所も選ばないですし、窓口担当者の負担もかなり減ると思います。

二つ目ですが、役所の手続きって”その場に行って必要な用紙を貰ってその場で調べて書く”っていうのが多いので、それだけで時間がかかります。多くの人にとって、役所で書類を書くという行為は頻繁にする事では無いですし、慣れてないので尚更時間がかかります。事前にフォーマットを印刷出来る場合もありますが、あまり一般化されてない様に思います。

今でこそ、住民票や印鑑証明はマイナンバーカードがあればコンビニでも発行できるのでかなり便利になっていますが、そもそもなんで証明書1枚発行するのに、①申込み用紙を手書きで書く ②担当者が確認してコンピュータで情報を打ち込む(と、思ってます)という行為を経て発行されています。それだったら最初から申請者が端末なりで入力出来る様にすれば、再度打ち込む手間も確認する手間も、書いた用紙を保管したり処分したりする管理も必要無くなるので一石三鳥だと思います。ただ、電子化する場合に端末操作に慣れていない人はどうするの?って話があるんですが、その場合は従来通り紙を使って貰い、端末使える人はどんどんそっちに流れてもらえば良いんじゃ無いでしょうか。銀行でATM使ったり、スーパーのセルフレジとかと同じ話です。対面が良い人は従来通り窓口で手続きをして貰い、端末が使える人はATM使ったりセルフレジで会計して貰えばいいだけの話です。

高松市は人口約40万人。中核市となる50万人以下ですが、10〜20万の小さな市でも無いので、高松がモデルケースとなって色々な自治体に展開していけば良いなーと思います。本日も河野大臣が行政の支払い全てでオンライン化を目指すとの記事がありました。

便利に出来ることはどんどん改善していって、利用者も便利になり、(実際に手続きを行っている)行政担当者も負担が減っていけば一番良いなと思います。


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