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特例教習を受けた話

バス運転士はしんどいきついと言われつつも、運転士の夢を諦めきれない者です。私は大学2回生の20歳で普通免許取得からは1年ちょい、大型二種免許を取得する要件(21歳/普免取得後3年)から外れてしまいます。

ですが特例教習というものを受けると、そうした要件を外すことができるのです。特例教習は19歳以上、普通免許取得後1年で受講できます。免許を取ったのは高3の冬、要件を満たすのは3回生の冬です。就活が重なるのでこれは待てません。ということでこの特例教習を受けることになりました。

特例教習=年齢・経験制限を解除するための教習という認識で大丈夫です。


特例教習は普通車MTで行います。教習は学科5限と技能31限。私は大学に通いながらだったので2ヶ月ほどかかりました。正直余裕だと思っていました。しかし教習所を卒業して1年少し、自分流になっている部分が多くかなり苦戦しました。安全確認とハンドルの持ち方は特に注意されました。後半にもなると難易度は上がり、上り坂を半クラで停止したり、左前輪で点を踏んだり、難しかったですが楽しかったです。そして学科ですが、受講人数が少ないため基本的に先生と1:1です。これもまた面白い経験でした。

教習修了時に修了証を渡されます。これを持って初めて大型二種免許の教習を受け始めることができるのです。修了証は絶対に無くさないようにしましょう。まだまだ道のりは長いですね。


教習自体は難なくこなしました。ですがやはりお金の負担は大きいかと思います。私の教習所では25万円ほどかかりました。私はとある大学に行った合格祝いとして親に出してもらうことができました。しかし現在受講している人の多くは、企業の養成制度等によるものだそうです。

実際の経験談が少ない教習でしたので記録しておこうと思い投稿させていただきました。こんな教習があるんだなあと参考になれば幸いです。


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