難は何で軟だ。
どうも。伊田錦です。
お久しぶりの、【口ぐせを捉え直してみよう】の記事です。
本日捉え直す口ぐせは、
「~なんて/~なんか」です。
よく言っちゃうことないですか?
「こんな自分なんて~」
「どうせ自分なんか~」
僕はよく言ってしまいます。
「こんな無職の自分なんて何もできないよな。」
「どうせ自分なんかが発信しても意味ない。」
みたいに。
僕たちが「~なんて/~なんか」という言葉を使うときは、
対象を過小評価や軽視しているのではないでしょうか。
「自分なんて」
「自分なんか」
と言うことで、自分はたいしたことはないと判断してしまっている。
「あいつなんか」
「あの人なんて」
と言うことで、相手を自分より下の存在だと評価してしまっている。
このような視点で捉えてばかりいると、純粋な評価や判断を下せなくなってしまいそうです。
この難点
この難関
どうすれば?
僕が考えた捉え方は、
「何で?」と「軟化」
です。
…。(笑)
1つひとつ説明しますね。
まず、「~なんて」から。
「こんな自分なんて…」と口にしたときは、
「こんな自分何で?」と疑問をつくる。
たとえば、
「無職の自分なんてダメだ!」と思ったとします。
そんなとき、
「無職の自分何でダメだ?」と疑ってみるんです。
「自分の中に、無職をダメだと評価づけているモノはなんだろう?」
「何でダメだと思っているんだろう?」
「本当にダメなことなのかなぁ?」
自分を責める思考から、自分を疑い深掘る思考へシフトしていく感覚ですかね。
相手に対しても同じです。
「こんな簡単なこともできないアイツなんてクビだ!」
…みたいに思ったとして。
「こんな簡単なこともできないアイツ何でクビだ?」
と疑い深掘ってみる。
「簡単な作業ができないと本当にダメなのかな?」
「違う作業ならできそうかな?」
「いきなりクビにする必要があるかな?」
…だいぶ極端に書いているので、現実はもっと複雑なのでしょうが。
こんな風に、「~なんて」から「~何で?」と捉え直してみることで違う見方ができそうです。
次は、「~なんか」ですが。
「~なんか」と口にしたときは、「軟化」させてみる。
「こんな自分なんか価値がない!」
と思ったとして。
「自分なんか」から「自分軟化」へと捉えてみる。
自分を軟化させる…
つまり、自分を軟らかくしてみる。
他者への言葉も同じです。
「あの人なんか」から「あの人軟化」へと捉えてみる。
僕たちが、「こんな自分なんか」と言うときは頭や心が硬くなっている気がします。
・理想の自分とは程遠くて腹立たしい
・もっとこうじゃなきゃいけないのに
・これじゃ、まだまだなのに
・これじゃダメだから、価値がない
などと、自分や相手を責めてしまう。
そんなとき、【それでもいいんだ】と軟らかく捉えてみる。
軟らかく捉えると、許せるようになる。
許せるようになると、視野が広がる。
視野が広がると、可能性が広がる。
そんな感じでしょうか。
まとめると。
「~なんて」と言ったら「何で?」と唱える。
「~なんか」と言ったら「軟化」させてみる。
こんな風に言葉を捉え直し、自分なりに定義してみる。
そうすることで、気持ちが楽になったり、新たな気づきが得られる。
その先に、自分らしさを大事にしながら生きられる人生がある。
…そんな価値を皆さんに提供できる活動がしたいです!
と、意気込みを掲げたところで、今日は終わりにします。(笑)
では。また。いつか。