伝えるって難しい~それでも伝えあう~
まるクルは、だれもが安心して過ごせる医療機関を実装する取り組みをしています。現在は、LGBTQsフレンドリーな取り組みを医療機関で具体的に行うことを主軸にした活動を展開しています。
まるクル初のリアルワークショップは、期間を延長して9/12まで募集中。
【実践!ひとりから始めるLGBTQsフレンドリーな医療機関】
さて、まるクルは、コロナ禍で始まっただけあって、ずーっとオンラインで活動を展開してきました。次のワークショップでは、そんなメンバーが一堂に会します。ワクワク。
オンライングループでは、創案者の私も会ったことがないメンバーがいるくらい、つながりがつながりを結んで20名前後で活動しています。
主にSNS上のグループ機能を使ったメッセージと、月1~3回のオンラインミーティングでコミュニケーションを取っています。
そこに設けているグラウンドルールがあり、今日はそちらを紹介します。
1.いやなことをしない・言わない
自分がイヤなこととだれかがイヤなことは違う
思わずもしてしまったときには互いに伝えあいましょう
2.だれもが安心な場になるような対話をする
ひとりひとり違う・得意も苦手も違う
知ってることも知らないことも違う
言わないと伝わらない・伝えることは難しい
そんな前提で対話をしていきましょう
3.共有された経験はこの場に留める
このグラウンドルールを前提にした対話を通して、
まるクルで作っている「実装支援ツール」の中には、具体的な取り組みの一歩になるようにと、具体的な文言や態度の提案を書いています。
何をどこまで書くのか書かないのか、吟味に吟味を重ねているものの、それがすべての人にとって、好ましい対応ではない可能性もあるのではないかとも思うのです。
けれども、まずは一歩踏み出すことで相手に伝わり、それがきっかけになって対話していく関係が築けていくのではないか、そんなことを考えています。
日常生活においても、今、自分の発した言葉が、相手に不快な気分にさせたかもしれないっとおもう場面があるとおもいます。
それは傷つけようとした訳でもなく、むしろ考えを巡らせて発した言葉であったりすることも多いかもしれません。
詳細はまた書こうとおもいますが、伝えるのは難しいなぁっと感じる出来事があり、その時にまるクルで設定しているグラウンドルールに後押しされ、もしかして…と「伝える」をしてみたことで、相手の気持ちを「伝えて」くれ、とても学びが深まったという出来事になったので、書き留めておきたいなとおもったのです。
だれもが安心して過ごせる医療機関の実装を目指すプロジェクトの運営そのものも「だれもが安心して過ごせる場」になるようにと、確認しながら続けています。
その中で生まれた多くの対話で学び、ものづくりをしてきました。
多くのメンバーが集まる秋セミナー
リアルで集まるとどんな場になるのか、とても楽しみです🍁
お時間許す方は、その目撃者になりにきてくださいね。
9月25日(日)14:00~16:30@大阪
詳細は下記よりご覧ください。
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