子育ては1人でするものじゃない
今日はわたしが1人目育休復帰後に知り、とても大切だと思っている“子育ては1人でするものじゃない”という思考について書いてみようかと。
保育士で、ママの、ゆいです。
保育士が保育ではなく、育児をするとどうなるのか?
わたしは保育の仕事をしていることもあって、出産後から育児に対して、ポジティブな感情を持つことが多かったのです。だって我が子はかわいいし、泣き声だって慣れてるから気にならないし、1対1だし(保育園の0歳児クラスは1対3)、、育児ってもっと大変だと思ってたわー!なんて感じていたくらいです。大きな声じゃ言えなかったけど。
もちろん新生児期は寝不足でしんどくて、授乳だって慣れるまで激痛で、そんなの聞いてないよ‥ってこともあったけど(世の親たちはそれをサラッとこなしているように見えるのよね)、それを超えるくらい楽しさと可愛さが勝っていたのです。
もちろんそう思えるのはわたしが保育士だからということが1番の理由だと自覚しているし、元々の楽観的な性格とか、同業者である夫と一緒に育児をしていたからとか、いろんな理由が重なっていますが、それについてはまた今度!(夫婦のパートナーシップについては熱く語りたい‥)
でも、そんなわたしでも「あーもうだめだ、ひとりになりたい」と思う瞬間はありました。(2人産んだら倍増した)
我が子と家で2人きりで過ごす大変さ
「今日は夜泣き対応していて眠いからイライラしちゃう」「後追いがすごくて調理中ずっと抱っこでしんどい」「あー大人と話したい…」逃げ場がない。トイレくらい。
そして息子が1歳前にコロナ禍突入。緊急事態宣言でお友達と会えず、児童館など支援センターが閉鎖され、2人きりで過ごすのがさすがに辛く…、そんなタイミングで、ちょうどわたしの仕事復帰。
復帰後は0歳児クラスの担任に、
保育園では大人が1人で子どもたちを見るという環境は基本的にはなく、近くにもう1人の担任やサポートで入ってくださるパートの方などが一緒。そんな環境の中でわたしは保育をしていくことになります。育休中にしていた”育児“ではなく、”保育“です。
子どもたちは毎日出来ることが増えて、心も体も成長していく。「見て、こんなことしてる!」「昨日は出来なかったのに出来るようになったのね、」「この時の表情がかわいかったよねぇ、」成長と可愛さの連続、そしてそれを共有・共感・一緒に振り返りが出来る人がそばにいる…!!!ワンオペ育児とは違う…!帰ってきて夫に共有するんじゃなくて(それももちろん大事なんだけど)、“リアルタイムで成長を一緒に見届けられる存在がいる”という素晴らしさを痛感したのでした。育児でも大人が1人いてくれるだけで全然気持ちが違うよね。
あー、子育てって1人でするもんじゃないんだな、もし、今は1人で出来ていたとしても、みんなで子どもを見たら、喜び会えたら、こんなに楽しいのに、笑えるのに。(もちろん、1人でする方がラクという方もいらっしゃいます。その考えも否定しないし、わかるっちゃーわかる。笑)
核家族がメインである今の時代、ひとりで子育てをする家庭が多い。そりゃそーだ。子どもとほとんど関わったことがない人が親になる。そりゃそーだ。それが当たり前の世の中だけど、だからこそ、みんなでやっていけたらいいのにな。(基本は家庭で、辛い時だけ頼りたい。わたし的にはそんな感じ。)
育児しんどいな、、と思うのは決まって1人の時だったわたしは、みんなで育児をすればこんなに楽しいんだ!ということを知り、行動にうつしていくことにしました。(1人目の教訓で、2人目育児中特にそれを生かすことが出来た!)育休中預けるということに引け目を感じ、1人目の時は一度も利用しなかった一時保育。2人目ではどんどん利用しました。我が子の成長を一緒に楽しめる、共有出来る存在がいてくれることは母にとってもかなりの救いだったのです。
保育士しててもこうなんです。
1人じゃ出来ないんです。だから、みんなでしていこう。巻き込んでいこう。巻き込まれにいこう。心地よい場所で、育児を楽しんでいこう。
子育ては1人でするもんじゃない、
子育てはみんなで楽しむもの、楽しめるもの。
親にとってもプラスだけど、我が子達にも「みんなに見守ってもらっているな」「大切にしてもらっているな」と自己肯定感を高めな何かがら、思ってほしいな。そんな願いも込めて!
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