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ドグマ散り、練り歩くわけでなく

無題

逆流する花を眺めていた
くらげのような呼吸のテンポ
ティースプーン、すりきり一杯の視線が苦しいから飲み干して洗う
皮を剥げば被害者、笑ってるとみえた
のたうち回る肌はどれも、暗い部屋の僕だった
遮光性が足りなかったの、
なんて
皮を剥いで
吊るされた身で誰になるのだろうといった
生者の行進する大通りの真上
傘が咲いて、顔をなくした人たちばかり過ぎてゆく
見下ろしてみて、見下してみて、笑うことすら上手に
囚われたのは「」でした。真水を欲しがるクジラでした。


どうもこんにちわ、もしくはおはようございます、あるいはこんばんは、いいえ、はじめまして、iD404といいます。まあこの名前の意味は限りなく無意味なのだけど。


ちゃんと文章を書こうと思い立ってスマホを手にするあたり私はきっとブロガーやライターといった語尾長音で終わるなんかオシャレ系のやつにゃあなれんのだろうなあと肌で感じている。あ、じゃあクリエイターも無理やんどうしよ、と思いながらスマホを開く。スマホを開く、という言葉にとてもガラパゴスを感じるのだがしかしそれに代替する言葉もよくわからんので現代っ子にはなれぬなあとひとり唸ってみる。いやまじで若い子はなんて言ってんの、スマホを擦る?画面が指紋まみれになるのが嫌だという理由でガラケーを貫いていたトンガリ高校生も大学へ上がる頃にはアンドロイドへ鞍替えしておりました(ちなみにそのアンドロイドには数多の悲しみや憎しみといった負の情念が渦巻いている現在進行系で以下省略じゃねえいつか書く)

そうして今タップもタップされまくり指紋まみれの液晶が唯一の光源になっている狭い自室でええ加減電気つけようよと自分を諭している。フリック入力出来る人の仕組みが解らない。っていうか私はなにを書いているんだろう。つらつらとなにを述べているのだろう。仕方がないだって私は無意味なんだ。

自ら名乗った無意味だろう、背負えよ。腰痛いんで明日でいいですか?

ね、以上ここまで無意味。

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