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【シティAd2】気になるデッキの平均化+統計資料集

プレイヤーズクラブが公開したシティリーグの入賞デッキを集計して、
デッキタイプ別に分析するシリーズです。

アディショナルシーズンIIは昨年の12月から、スターバース発売前日の1月13日まで行われました。
現在のスタンダードレギュと異なるため、今となっては需要はないかもしれません。ですが、参考になる部分だってあるはずです。

今回はスタートデッキ100発売以降の入賞デッキから、スターバース環境にも継続して活躍しそうなデッキタイプをピックアップして平均化してみました。
また、シェア上位15位までのデッキは統計資料を用意しています。こちらはいつも通り有料部分ですが、良かったら読んでみてください。

簡易版でお届けするため、デッキタイプ定義や平均化のやり方は前シーズンの記事をご参照ください。
【シティS4】主要デッキの平均化デッキリスト (説明回)

◆シティリーグ アディショナルシーズンII 入賞シェア

トップシェアはミュウVMAXで、なんと25%を占めています。
前シーズンでもトップでしたが、16%からシェアをさらに拡大しました。

2位はクワガノン。前シーズンはシェア9%で微増。順位で見れば4位から2位へ躍進しています。スターバース環境へはついて行けないため、シティリーグでは最後の活躍となります。

その他の項目は、入賞デッキ数10未満の集合です。詳細は延べませんが、一覧で見ると色々なデッキがいて面白いですよ。
統計資料は、ここに載せた15デッキを対象に作成しています。

◆平均化デッキリスト

ミュウVMAX

スターバース環境 Tier1と噂のミュウVMAXです。
シーズンの途中からウッウロボが話題なりましたが、平均化すると現在のミュウVMAXに比べてメロエッタと共に50%減といったところでしょうか。

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■サブタイプ分析


メロエッタ採用型が85%と圧倒的でした。とはいえ、平均枚数は2枚以下と特化したデッキはそれほど多くないようです。
その他はデッキタイプに分類するほど目立つものはなく、純粋なミュウVMAXと、少数のリーフィアVMAX型でしょうか。

■気になるカードの採用率

「日本ではオドリドリの採用率が高いため、フーパの90ダメージがメロエッタに対して有効ではない。」という話を聞いたことがあります。実際に採用率は64%で、高いと言えるでしょう。
高騰しているウッウロボ、スマホロトムアそれぞれ43%と34%。これは12月中旬からの統計なので、1月だけの統計を取れば更に高いかもしれません。

ジュラルドンVMAX

アルセウスVSTARの相方としても注目されるジュラルドンVMAX。
前環境でも、ゲンガーVMAX、ドータクン、リーリエのピッピ人形と様々なデッキタイプがありました。したがって、平均化するとごちゃまぜでまともなデッキになりません。
余談ですが、今回のデッキ定義ではジュラルドンVMAXが入ったゲンガーVMAXは、ジュラルドンの方に寄せてカウントしています。

cY8Yc8-pb8DHR-c8xcK8


■サブタイプ分析

色々なデッキタイプがあって把握しづらいですが、鋼型が最多とみて良いでしょうか? 必ずしもドータクンは入らない、というよりどちらかと言えば少数派のようです。
一撃型も主要な構築ですが、相方はゲンガーVMAXに固定されず、他にいちげきウーラオスVMAXもいました。

はくばバドレックスVMAX

定番のはくばバドレックスVMAXですが、今後はアルセウスVSTARとの組み合わせが増えると思われます。
居なくなるフリージオはともかく、スイクンVが今後も採用されるかを、個人的に注目しています。

Nngnnn-ZX8iVu-HLLigg

■サブタイプ分析

ほぼすべてがインテレオン+スイクンVの構築。完全に定番化していますね。
1つだけ、はくばバドレックスVMAXが4セットのみの、単構築デッキが入賞していました。

■気になるカードの採用率

半数以上がクロススイッチャー採用でした。
今後はこだわりベルトが入ってくるため、上記のような今まで入っていたカードは抜けていくのかもしれません。

エンテイV

スタートデッキ100で登場した、高い汎用性をもつエンテイVのデッキを平均化しました。ある程度重用するデッキを選ぶため、「2枚以上採用」を条件にしています。

高い汎用性のためか、様々なデッキタイプがあって平均化としてはごちゃついたものになりました。

QHLNgN-3pa0tV-nnnLLn

■サブタイプ分析

インテレオン型が主流です。
その他、ガラル ファイヤーVやライコウVなど優秀なポケモンVと合わせたグッドスタッフ型や、ビクティニVMAXなど炎エネを使うポケモンとの組み合わせと続きます。

■気になるカードの採用率

230と元から高いHPを活かすためか、HP上昇系カードが多く使われる印象があります。統計上もタフネスマントがほぼ必須採用、ヒート炎も70%と、採用率・枚数共に高めでした。

サンダースVMAX

ベンチ狙撃の専門家、サンダースVMAXの平均化デッキです。
優秀なサブアタッカーのライコウVを得ましたが、どの程度使われるでしょうか?

SypyUM-UefZwg-Mppyyy

■サブタイプ分析

100%がインテレオン型でした。
冒頭で触れたライコウVは採用率3割ほどで、影響はあまり大きくないようです。

■ピンポイントの対策カード

特殊エネを無効化するヨノワールや、特殊エネ付きポケモンを倒すスピアーを採用したデッキがありました。
どちらも2進化ポケモンですが、普通に進化するよりは、シャクヤとドリームボールの組み合わせや、マスタードなど特殊な手段で場に出すことが多いようです。

カラマネロ

スターバース環境を先取りしたポケカメモ杯ではシェア第4位だった、カラマネロの平均化デッキです。
定番のデッキタイプですが、上記により注目しているため取り上げました。

HQnnLn-GvinfZ-nLgn9L

■サブタイプ分析

殆どがインテレオン型でした。
スターバースで「なかまをよぶ」を持つチラーミィが登場しましたが、チラチーノ型のシェアは増えていくのでしょうか?

■気になるサブタイプ

yMpMp2-PJAX3J-pU22yp

れんげきウーラオスVMAX採用型、という驚きのデッキが1月10日に準優勝しています。
どちらもれんげきのカードなので、聞けばなるほどな構成です。今後、一般化することはあるのでしょうか?

◆集計データファイル

有料部分では小数点以下まで表示した生データと、集計対象の入賞デッキ一覧を公開しています。採用率、採用している場合の平均枚数などもわかるので、ぜひご覧ください。
前述の通り平均化した6デッキと、シェアのグラフに表示した9デッキの統計資料を扱っています。
(データはGoogle Spread Sheetで公開しています)

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