【シティS4】主要デッキの平均化デッキリスト (説明回)
プレイヤーズクラブが公開したシティリーグの入賞デッキを集計して、
デッキタイプ別に分析するシリーズです。
以下の2つの集計を扱います。
(1) 60枚に調整した平均化デッキ
(2) 生データ
⇒ 採用された全てのカードの、採用率や平均採用枚数を小数部まで表示
無料部分では、平均化デッキのリストとサブタイプの比率を紹介していきます。
生データは有料公開とさせてもらいますが、各デッキタイプの研究にとても役立つので使ってみてください。
1つの記事で複数のデッキを紹介します。
単体でも購入できますが、マガジンを購入してもらうのがお得です。
最初の記事は無料公開するので、それを見て気に入ったら他の記事もよろしくお願いします。
1. 平均化デッキ一覧
ポケモンカードシティリーグ分析レポートさん
https://datastudio.google.com/u/0/reporting/94500f9e-de1c-4598-9909-2747d05b7802/page/CFRCC?s=rkSy38v6vpw
を参考に、シティリーグで入賞数の多いデッキタイプを選出しました。
上位75%までのデッキシェアは下記グラフのようになりました。
平均化デッキリストでは、入賞シェア約1%を占める22デッキを扱います。
※複数デッキタイプに分類できるデッキは、シェアの高い方にカウント
・ミュウVMAX
・ADP(アルセウス&ディアルガ&パルキアGX)
・はくばバドレックスVMAX
・クワガノン
・こくばバドレックスVMAX
・ゲンガーVMAX
・れんげきウーラオスVMAX
・ルカメタザシアン
・れんげきカラマネロ
・ムゲンダイナVMAX
・スイクンV
・リーフィアVMAX
・雷型レックウザVMAX
・サンダースVMAX
・ハピナスV
・ジュラルドンVMAX
・ダークパーフェクション
・カプ・コケコVMAX
・ザシアンV
・パルスワンVMAX
・ニンフィアVMAX
・パッチラゴンVMAX
(シェアが高い順に掲載)
2. 作成要領
プレイヤーズクラブで公開されたオープンリーグのデッキ1408個を使って、予め定義したデッキタイプごとに平均を取りました。
https://event.pokemon-card.com/prior-reception-gym-events/1108/
デッキタイプの定義の仕方、平均の取り方は以下の通りです。
また、個別のデッキ定義は各記事の冒頭で記載します。
(1) デッキタイプの定義
・指定のカードを一定枚数含む
・ただし、特定のカードを含む場合は対象外
この組み合わせでデッキタイプを定義しています。
各記事のデッキタイプで、定義がおかしいと思ったらご指摘ください(場合によっては作り直します)。
例1:
炎型レックウザVMAXとは、以下の条件を満たすデッキと定義しました。
・レックウザVMAXを1枚以上含む
・溶接工を1枚以上含む
例2:
れんげきウーラオスVMAXの定義は以下としました。
・れんげきウーラオスVMAXを2枚以上含む
・ただし、ニンフィアVMAXを含まない
(2) 平均の取り方
対象デッキの投入各カードの単純平均です。
端数の切捨て、切上げは基本的に四捨五入ですが、60枚ぴったりにならない場合は以下の調整をします。
・五捨六入にするなど、閾値を変更して60枚に合わせる
・上記で調整できない場合は手作業で調整する
なおイラストや収録弾に関わらず、「ゲーム中の性能が同じ」カードは同一として集計しています。
3. 平均化のメリット・デメリット
デッキの傾向を把握するのが容易になります。
複数のデータを横断的に把握するための技術が統計です。
・標準的な採用カードと枚数を把握できる
・特異な採用カードのノイズを排除できる
更に生データであれば、以下の利点が追加されます。
・各カードの採用率がわかる
・そのデッキタイプに採用されたカードが全て把握できる
自分が使うデッキであれば、採用可能性のあるカードを確認したり、枚数の妥当性のチェックに活用できます。
仮想敵であれば、プレイ中に相手デッキを予想する材料になります。
ただし「完成されたデッキリストではない」ことがデメリットです。
各デッキリストの特徴やバランスが平均化されてしまうので、平均値のデッキリストをそのまま使用しても、一つのデッキとしてはうまく機能しないことが多いでしょう。
デッキをそのまま使うのであれば、元となったデッキリストを直接確認するのが無難です。
総括すると、平均化デッキリストや生データは、デッキの傾向を把握するためのツールということです。
たくさんのデッキを手軽に把握したいと思ったら、是非活用してみてください。
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