【シティ アディショナル】溶接工(炎デッキ)の平均化デッキリスト

番外編です。
これまで公開した15デッキに溶接工を使用した炎デッキはありません。あれでだけ優秀で、CL愛知でもビクティニVMAX、ミュウツー&ミュウGX、マルヤクデVMAXが大活躍にしていたのに何故......
と釈然としなかったので、ポケモンではなく溶接工に焦点を当てて無理やり平均化しました。

平均化リストのもとになっている生データも、今回は全て公開しています。併せて見て行ってください。

【シティ アディショナル】主要デッキの平均化デッキリスト (説明回)
https://note.com/ictxptcg/n/n93c15370e5b9

1. 標準デッキの情報

2. 標準デッキリストの評価

ポケモン周りがゴチャゴチャするかと思いましたが、違和感の少ないビクティニメインの炎デッキになりました。

アタッカー級のポケモンではビクティニVMAXが最大勢力で、5デッキ(50%)が採用しています。平均枚数は2.8枚で、メイン採用・中継ぎ枠が混在していそうです。
その他のメイン級ポケモンは、レシラム&リザードンGX(6デッキ、60%)、ミュウツー&ミュウGX(3デッキ、30%)、ズガドーン(2デッキ、20%)、マルヤクデVMAX、トルネロスVMAX、リザードンVMAX、ボーマンダVMAXが1デッキ(10%)ずつでした。

サブアタッカー枠では、ヒードランGXが40%(4デッキ)、ウッウVが30%(3デッキ)、ボルケニオンが20%(2デッキ)あたりが気になるところでしょうか。ブルーの探索型が居ないせいか、ボルケニオンが低調ですね。

サポート約ではワタシラガVの採用率100%が目を引きます。平均枚数も1.3枚で2枚採用のデッキもあり、遅滞なく溶接工(ボスの指令も?)を使用することが重視されていることを伺えます。
またデデンネGXとクロバットVの平均枚数の合計が2.8枚で他のデッキよりも多い印象です。溶接工ではドローが足りず、また溶接工を引くためでしょうか。なお、デデンネGXの方が枚数が多い傾向です。

グッズ枠では、炎の結晶の採用率70%(7デッキ)に触れておきましょう。採用する場合の平均は2.1枚で、ズガドーンが今回2デッキのみであることを考えると、ズガドーン以外は1枚のみの採用でしょうか。

サポート枠では、今回の抽出条件である溶接工、そしてボスの指令の100%(平均2.7枚)以外は低調です。博士の研究の採用率は70%(7デッキ)ですが、次点のマリィですら採用率20%(2デッキ)でした。

スタジアムは巨大なカマドの一択。採用率100%、平均枚数は3.4枚でした。他のスタジアムを採用するデッキはありません。

エネルギー枠は各デッキのメインポケモンに合わせて様々。平均化デッキリストではオーロラが残っていますが、実は採用デッキは1デッキのみ(10%、4枚採用)で、パワフル無色やトリプル加速と同じです※。
ヒート炎の採用デッキも1デッキのみ。2デッキ(20%)に採用のキャプチャーエネルギーの方が主流でした。
※切捨て/上げの枚数調整で特定デッキの専用カードは除外

今回は生データを無償公開しているので、詳細はそちらも見てみてください。

3. 生データ

今回はおまけ記事ということで、他では有料公開していた小数点以下まで表示した生データを公開しています。
採用率、採用している場合の平均枚数などもわかるので、ぜひご覧ください。

このデータが気に入ったら、有料公開している他の記事やマガジンを購入してもらえると嬉しいです。

【平均デッキリスト】溶接工(炎タイプ)
(データはGoogle Spread Sheetで公開しています)

項目の説明

・カード名
説明不要、デッキに含まれるカード名です。
この集計では、同名のカードでもゲーム中の効果が異なる場合は別カードとして扱っています。

・Exp.
エキスパンションマークです。
複数弾に収録されている場合、代表して一つを表示しています。
(以下、同じ)

・No.
エキスパンション中のカードNo.です。

・カードID
公式サイトのアドレスに振られた通番です。
表の右側に公式サイト個別カードページへのリンクがあります。

・採用デッキ数
このカードを採用したデッキがいくつあったかを示します。

・採用率
このカードを採用したデッキの比率です。
分母は「概要」ページに書いています。

・平均枚数(全デッキ)
対象デッキを全て集計したとき、このカードが平均で何枚採用されたかを示します。
「平均デッキ」はこの値を切上げ・切捨てして作成しています。

・平均採用枚数(採用デッキのみ)
このカードを含むデッキに、平均で何枚採用されているか示します。