【シティS5】実績から作るかがやくゲッコウガの平均化デッキリスト
プレイヤーズクラブで公開されたシティリーグシーズン5(オープン)のデッキリストから、かがやくゲッコウガの平均化デッキといくつかの分析をしてみました。
かがやくゲッコウガをメインに繰り出しつつ、倒されてもエネルギーごとルリナで回収、そのまま「かくしふだ」でドローまでできる効率の用意デッキです。
「うらこうさく」や「げっこうしゅりけん」でゲーム中の選択肢が多く、難しいデッキという声も聞きます。3月上旬に初登場して以来、着実に主要デッキの地位を固めました。
集計対象にするためのデッキタイプ定義と、入賞デッキ数は以下の通りです。集計に関する基本は本体記事で紹介しています。
平均化デッキリスト
普通にそのまま活躍しそうなリストになりました。
違和感があるのはバトルVIPパスでしょうか? 採用率15%ですが、採用する場合は平均枚数が多いので全体平均に残りました。
サブタイプの分析
かがやくゲッコウガ以外のアタッカーを調べてみました。
ケケンカニVがほぼ全てのデッキで採用されています。乗せたダメカンの数に応じて大ダメージが出せるので、基本ダメージが低いかがやくゲッコウガとの補完相性が良さそうです。
次点はスターミーVとスイクンV。採用率はどちらも50%強で、二者択一に近い感じでしょうか? アルセウスVSTARに強いスターミーVか、ダメージが安定しやすいスイクンVか。環境読みが問われますね。
2デッキで採用された、確定マヒワザを持つラプラスが個人的な注目点。倒されやすいかがやくゲッコウガと相性が良さそうです。
シェアの変遷
3月上旬に登場して、急激にシェアを伸ばしました。
最終週でシェアが落ちたのは、目立ったことで対策されたのでしょうか? 最終週は26,27日の土日の開催がなく平日のみなので、サンプル数が少ない故の誤差かもしれません。
気になるトレーナーズ
れんげきウーラオスVMAXの記事でも触れた、キャンセルコロンややまびこホーンの採用率を見てみましょう。どちらもれんげきウーラオスより採用率が低く、運用方針の違いが透けて見えます。
また、かがやくゲッコウガのサイド落ちをケアできるシャクヤは、採用が2デッキのみで低調でした。かがやくポケモンは約10%の確率でサイド落ちしますが、そうなったら仕方がないと割り切っているようです。この辺りは、ヒスイのヘビーボールが登場すると考え方が変わってきそうですね。
マナフィ採用率への影響
1人のプレイヤーの感覚として「かがやくゲッコウガが流行ってるならマナフィは抜けないなー」と思っていました。ということで、かがやくゲッコウガのシェアとマナフィの採用率を見比べてみましょう。
デッキシェアのグラフに、マナフィ採用率のグラフを重ねてみました。マナフィ採用率は日別なので、週別のデッキシェアに比べて変化が大きいです。見辛くて申し訳ない(週別に馴らすのは大変なんです)。
なんとなく、ゲッコウガのシェアに連動してマナフィ採用率画上昇してる? ような気がします?
厳密な資料でないため断言できませんし、相関と因果関係は別なのでゲッコウガが原因と言い切れません。ただ、肌感覚と一致はしますね。
デッキタイプの統計資料
本記事の元になっている、平均化デッキリストと統計データが載った資料をGoogle Spread Sheetで有料公開しています。この記事で興味を持ってもらえたら、読んでみてください。
資料は【シティS5】実績データで調べる入賞シェアとデッキ統計 で公開したものと同じです。個別デッキの記事は返金可能の設定なので、この記事を買った後で全てのデッキを読みたくなったら、一度返金処理をして全デッキ版をご購入頂けると嬉しいです。
統計資料の見方は以下の通りです。
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