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CANバスって?

初めまして、ICTLINK 早冨と申します。
11月にベストパートナー株式会社から企業合併により、
入社いたしました。
よろしくお願いいたします。

たまたまのタイミングで、11月より業務内容が変更になり、
今は商用印刷機の保守業務に従事しております。

現在は、商用印刷機についての猛勉強中です。
前の業務も機械保守でしたが、機器構造がガラリと違うため(当たり前ですが。。。)、悪戦苦闘の日々です。

それで、機器構造勉強で、表題の単語が出てきて「?」となり、
ちょっと調べてみたので、それについて書いていこうと思います。

「CAN(Controller Area Network)バス」とは、「イーサネット」と同じ通信規格の1つで、1983年に自動車内部で使用される制御情報転送用のプロトコルとして作られたものです。
CANは、自動車等の機器内部の「センサー」「駆動ギア」「駆動モータ」「ブレーキ」等部品や電子制御基板を繋ぎ、状態を確認や制御したりするバス型のネットワークです。
自動車以外に、輸送用機器、工場で使用する機器、工作機械等で使用されています。
CANの特徴は、
・機器を並列や数珠つなぎで繋げられるため、ハーネス等が減らせ、配線がシンプルに出来、配線が少なくできるため、コストも下げる。
・激しく動作する機器から発生するノイズに強い構造となっている。
・データ転送速度は、イーサネット(10Gbps以上)に比べれば、かなり遅く、最大で1Gbps(最新で5Gbps)ほどしかでないものなので、映像等の大容量データ転送には向かず、機器内部の制御シグナル転送として使われています。
自分の担当する機器も、機器内部は、大量のセンサー、ギア、モーターや電子基板があり、それを繋ぐハーネス等の量を減らすため、また機器が高速で動くので、その際のノイズ対策として、機器制御シグナル転送用に使用されているとのことでした。
*商用印刷機の紙面データ自体は、データが大きいため、別の通信規格(イ
ーサネット等)を使用して、転送しています。

「CANバス」って単語を聞いた時に、
本当に「何これ?」「どういうもの?」って疑問が残り、
すぐに調べた単語でした。
完璧に理解できているといい難いですが、
概要や役割については理解できたかと思っています。

長々と書きましたが、今回は、「CANバス」について紹介したブログとなっております。
「CANバス」という単語で、何か特別なこととかが言いたいわけでなく、
ITは、ソフト面ばかりが注目されるので、ハード面での発信できたらと思い、書かせていただきました。
*印刷機保守業務は、ハード面がメインになりやすいので、こちらの方が
 書きやすくあるのも理由です。
これからも、業務に悪戦苦闘しながら、疑問や不思議なことについて
書けていれたらと思います。

よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
ICTLINK 早冨

下記に参考させて頂いたURLを記載しています。

参考 *CANとは - IT用語辞典 e-Words
   *CANとイーサネットの違いを解説
   *Controller Area Network - Wikipedia

画像 *かわいいフリー素材集 いらすとや

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