AVDでキー入力ができないときに試してみてください。

アイシーティーリンクの石丸です。
今回はAVD(AzureVirtualDesktop)でキーボード入力ができないときに
一度試してほしいことがあります。

IMEツールバー

今回はRDPプロパティからIMEツールバーの追加についてご説明します。


RDPプロパティを設定する場所は以下になります。

  1. 設定したいホストプール

  2. 設定

  3. RDPプロパティ

  4. 詳細

赤枠の中に値を入力することで設定ができます。

IMEツールバーを追加する値はこちらです、
disableseamlesslanguagebar:i:1
それでは実際に設定をしましょう。

  1. 「disableseamlesslanguagebar:i:1」をコピー

  2. 値を入力する先頭部分にペースト

3.「disableseamlesslanguagebar:i:1」の1のあとに「;」を入力
4.保存をクリック

以上で作業終了です。
実際に接続をして確認をしてみましょう。
※AVDの設定後は必ず最新情報に更新しましょう。
更新せずに接続をして設定されていない勘違いをする
パターンが非常に多いです。

画面右上にIMEツールバーが表示されていたら成功です。

IMEツールバーが何ができるかというと、
Windowsの機能のこれです⇓

Webクライアントだと、RDPプロパティを設定しなくても使えますが、
なぜかクライアントアプリはRDPプロパティを設定する必要があります。

AVDに限らずRDP接続はキー入力でエラーがあることがよくあるみたいです。実際に接続元が日本語配列になっているのに、AVDに接続すると英語配列になったことがありました。そんな時に今回解説したIMEツールバーの追加方法を思い出してあげてください。
RDPプロパティの値は多岐にわたるので、またの機会にご紹介できたらと思います。

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