データセンターについて
はじめまして
アイシーティーリンクの菅田(すげた)です。
先月,入社してまもない新入社員です。右も左も分からない状況でいろいろな方の助けを頂きながら,濃い一ヶ月間を過ごすことができました。
その一方で,都内某所のデータセンターでサーバーを組み立てる業務を代表取締役の田辺さんと取締役副社長吉野さんと同行するという形で経験をさせていただいたので,本日はその内容について詳しく紹介いたします。
そもそもデータセンターとは?
お客さまのサーバーやネットワーク機器などを安全に・最適に管理・最適に管理するため施設のことです。
自前でたくさんのコンピュータを管理するのは負担がかかるため膨大なデータをデータセンターに預けることによって管理運用,設置スペース,セキュリティの問題が一挙に解消されます。
オンプレミスとクラウドの違い
オンプレミスでは自前で構築運用できることを指します。
一方クラウドは特定のハードウェアやソフトウェアを購入せずに利用できるサービスのことを指します。SaaSやPaaS,IaaSがクラウドサービスの一種として挙げられます。
持ち家をオンプレミス,賃貸をクラウドでよく例えられます。
当日の作業の流れ
1,トラックの中からお客様のハードウェアを出し,台車でサーバーラックがある階層まで運ぶ。
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2,外装を取り外す
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3,次にサーバーラックにケージナットを取り付ける
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4,指示書通りにマウント
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5、ケーブルに始点側に終点のポートの名称のタグを,反対に終点側に始点のポートの名称のタグをつける
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6,物理的にケーブルを接続する
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7,最後に疎通試験を行い,お客さまに確認が取れましたら以上終了となります。
マウント作業
サーバーは1基あたり約10キロほどある一方,価格も高価なものであるので作業している時は冷や汗ものでした。
電源ケーブルの接続
125V/10Aと250V/15Aの2種のケーブルを使用しました。
ケーブル接続作業
CAT6ケーブル,DACケーブル(Twinaxcable),Breakout DACの3種類を使用しました。
CAT6ケーブルはCAT5に比べて帯域幅(通信に使われる周波数の範囲)が広い規格のケーブル。DACケーブル(Twinaxcable)は日本語では直接接続ケーブルという名前で光ファイバケーブルの光ファイバ部分を銅線に置き換えたものといわれます。Breakout DACは一つの端子から対となる端子が4つの分岐がされているケーブルでした。
以上の種類のケーブルの始点側に終点のポートの名称のタグを,反対に終点側に始点のポートの名称のタグをつけて接続しました。
疎通試験
疎通試験では,お客様と直接連絡をとってネットワークがつながっているか確認します。
最後に
データセンターでの業務を紹介させていだきましたが,普段のデスクワークでの業務からの肉体をフルに稼働させる業務とでギャップに驚かされました。
最後までお読みいただきありがとうございました。