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Azure OpenAI Serviceの料金がややこしい

こんにちは。きっと社内で一番Azure OpenAI Serviceが好きな城戸です。

Azure OpenAI Serviceの利用料について質問をいただくこともあるのですが、計算がまぁ・・・ややこしや・・・ややこしや( ^ω^)・・・
ということで本日は簡単にご説明したいと思います!

GPT-3.5(16K)を採用して、1日あたり30回(月あたり30回×20日=600回)使った場合の費用について。

GPT-3.5(16K)というのが、1回の質問と応答結果の総文字数が16K=16,000文字という意味になります。(厳密には文字数とイコールではないのですがややこしいので割愛)

まず、16,000トークン×600回=960万トークンが毎月消費されると仮定できます。
トークン数の料金は1,000トークン単位で計算されるため、1,000トークンあたりの数値に換算します。
960万トークン÷1,000=9,600

そしてここからがさらにややっこしい・・・

トークン数はプロンプト(質問)と応答結果で単価が異なります。
ここからはざっくりとプロンプト:応答結果=4:3と仮定して計算をしていきます。

9,600を4:3に分けると、5,485:4,114になります。
プロンプトは$0.003で、応答結果は$0.004なので、それぞれ掛け合わせると・・・

5,485×$0.003=$16.445
4,114×$0.004=$16.456

$16.445+$16.456=$32.901/月額

あとは、為替の計算をするのみ(V)o¥o(V)

1USD=149円の場合は、$32.901×149円=4,902円/月額
GPT-3.5の16Kで毎月600回使うと大体5,000円以内で収まるということが分かりました!

ただ、Azure OpenAI Serviceはモデルの料金だけではなく、アプリ(WebAppsなど)やDBの料金も別途かかってくるものです。
モデルの料金だけを見ると安く感じますが、全体のバランスを見てランニングコストを算出する必要がありますね。

セマンティック検索も安くならないかなあ(;^_^A

それでは本日はこの辺で。
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(^^)/

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