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2020_0825 サイテーションのSEO効果と獲得するための対策
サイテーションとは?
サイテーションとは、検索エンジンやSNS上でサイト名が言及されることをいいます。このサイテーションの獲得数が多くなると、サイトのSEO効果も高まることをご存知ですか?
今回は、SEO対策として、見落としがちなサイテーションの概要や被リンクとの違い、そしてサイテーションを増やすための方法や注意点などについてご紹介します。
サイテーションは直訳すると「引用」や「言及」という意味をもちます。ここから派生し、Webマーケティングの現場では、検索エンジンやSNS上で自分が運営するサイトがなにかしら言及されること指します。簡単にいうと、「ネット上で自分のサイトがどれだけ話題になっているか」と捉えてもいいでしょう。
上記のように、検索エンジンやSNSで自分のサイトが検索されたり、また画像にはないですが、実際の投稿で話題になることをサイテーションと呼ぶことを覚えておいてください。
サイテーションとSEOの関係性
では、サイテーションとSEOには具体的にどのような関係があるのでしょうか。「SEO(Search Engine Optimization / 検索エンジン最適化)」といっても、幅広いので詳しく解説していきたいと思います。
検索人口増加を背景にSEO影響強まる
昔は被リンクが、外部施策としてSEO効果をもたらす中心でしたが、年々増えるネット検索・SNS人口の高まりを受けて、サイテーションがSEOに影響をもたらすようになったと言われています。
主要SNSの月間アクティブユーザー数を見てみると、2019年4月で、Facebookが「2,600万人」、Twitterが「4,500万人」、Instagramが「3,300万人」。こんなに個々人が情報を発信・言及できるようになったことから、被リンクと同じような価値をGoogle(検索エンジン)は設定するようになったのです。
Google(検索エンジン)が、ユーザーの投稿・言及をサイテーションと認識するには、サイトに関する以下の情報いずれかが投稿される必要があります。
- ブランド名(サイト名 / 会社名 / 店舗名 / サービス名)
- 会社や店舗の住所 / 電話番号
サイテーションはMEO(ローカルSEO)効果ももたらす
タイトルの通り、サイテーションはMEO(ローカルSEO)効果ももたらします。MEOとは「Map Engine Optimization」のことで、Google Mapにおける検索エンジンの最適化を意味します。
MEO(ローカル最適化)では、上の画像のように「地域」と「知りたいもの(飲食店など)」をセットで検索された際に、地域のマップの下に有力なスポットが上から並んで表示されます。サイテーションが強化されることで、MEO(ローカル最適化)効果が高まり、検索時に上位表示されやすくなるのです。
MEO(Map Engine Optimization)対策によるメリット
MEO対策は、地域型ビジネスを展開する上で、必須のものといわれています。なぜなら、導入方法が簡単でだれでも利用できるからです。集客効果が期待されるという特徴があるからです。ここでは、MEO対策をすれば、どのようなメリットがあるのかについてご説明します。
Google マイビジネスへのアクセスアップ
MEO対策によって、検索結果上に店舗情報が表示されれば、Google マイビジネスへのアクセスが増加するため、高い集客効果が期待できます。Google マイビジネスに登録された情報は、非常に信頼性が高く、実店舗への来店や商品やサービスの予約につながりやすいです。
店舗の住所や営業時間、電話番号、定休日、建物の外観などの基本的な情報を入力することで、本格的なホームページやコンテンツ型のウェブサイトを開設しなくても、十分な集客効果を発揮するようになるでしょう。
MAP情報に対するクリック率のアップ
MAP情報は、一定の条件でリスティング広告と自然検索の間に表示されるため、クリック率向上が期待できます。MEOによる表示エリアは、非常に視認性が高く目立ちます。なお、Googleへのログインなしの状態であれば、MEOエリアがリスティング広告よりも上部に表示されます。一方で、Googleへのログインがある場合は、リスティング広告の下部にMEOエリアが表示されます。
※ Googleへのログインなし
1. MEO
2. リスティング広告
3. 自然検索
※ Googleへのログインあり
1. リスティング広告
2. MEO
3. 自然検索
ただし、必ずこの表示になると決まっているわけではありません。検索キーワードによって変動するため、アルゴリズムの仕組みのひとつとして覚えておきましょう。