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メタバースで研究発表会を行いました!
当研究会では、毎年この時期に1年間の研究成果を発表し合う会を行っています。かつては対面で行っていたのですが、最近はオンラインです。しかもせっかく体育ICTの研究会なのですから、テレビ会議ツールで顔だけ出すというのはつまらない、というわけで、メタバースで行うのも3回目となりました。
その間に、私達が愛用しているメタバースアプリSpatial.ioも年々進化しています。
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上図は2021年のときの様子です。講堂のような空間で発表者がプレゼンテーションを行う形と、いくつの小部屋に分かれて少人数で議論する形で行いました。
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2022年になると、近くにいる人の声だけが聞こえるようになる機能ができたので、一通り発表が終わったあとに立ち話で議論する時間をつくることができました。
そして今年、ついに下半身が出るようになりました!
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これまで以上に自然な雰囲気で全国のメンバーが集まりました。
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そして今回はポスター会場も併設。各部会の報告を延々とカンファレンスで聴くのではなく、ポスター形式で並行して紹介し、好きなように見学するという形を試しました。こちらも近くの人の声だけ聞こえるため、対面のポスター展示と同じようなスタイルで発表し合ったり議論したりできました。
メタバースなら展示するポスターの大きさや書式を揃える必要もなく自由に表現できますし、動画を貼ることもできます。当研究会の研究は動画で示す方が説明しやすいものが多いので、これは大いに有効でした。
そして何より、全員が遠隔から参加でき、対等に議論ができるメタバースの利点はますます明らかになってきたなと感じます。ちなみに、3年前の最初からVRヘッドセットを積極的に使って行っています。今回も特にポスターセッションではVRヘッドセットのほうがより会話に入り込むことができたように思います。しかしVRヘッドセットは長時間かぶっていると疲れるので、カンファレンス会場のようなところでは適宜PCやタブレットなどに切り替えても良いと感じました。
後半にはAIと体育をテーマにシンポジウムを開催し、有識者の方々から新しい視点の話題提供と示唆をいただきました。
また今回初の試みとして、事前申し込みいただいたかたに全編YouTubeライブで配信させていただきました。こちらも今後はもっと広げていきたいなと思います。
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このアバターがカメラマン役になり、ポスター会場の各発表者には「ピンクのクマが来たら最初に巻き戻して説明して」とお願いしておきました。
開催形式だけでなく内容もとても充実した発表会になりました。各部会の発表内容につきましては、また改めてご紹介する予定です。