オンライン朝の会の推奨、やめませんか?
それはもちろん毎朝8時半に子どもたち【み・ん・な】の顔を見られれば私だって嬉しいです。
でも、「事前にSIM付きタブレットを配布していました」というならともかく、「4月になってアカウントを発行して家庭のデバイスを使ってアクセスしてもらう」だと、全家庭からのアクセスを得るのは容易なことではありません。
或いは、「子どもにタブレット(なりスマホなりPCなり)を操作させる時は必ず親がつきたい」という方針の共働きのお宅だってあります。
特に低学年の場合、「本人だけでは操作できないけれど、日中は親が仕事でつけないからタブレットを使わせられない。どうしても夕方以後になる。」という家庭だってあります。
また、「朝の会とかなくなって、自分のペースで勉強できるようになってホッとしていたのに」と感じている子がいないという保証、ありますか?
すっごく色々な状況があるはずなのに、35人学級で「毎朝、30人くらいのアクセスがあります!」と喜んでいていいのですか? 最初に書いたように、そうなったら私も嬉しくなってしまうかもしれないけれど、この仕事、自分が嬉しくなったって仕方ないんですよ。
そもそも、オンラインでオンサイトの学校の再現は無理なんです。オンラインに合った学びの場を作る方向に考えを変えなければならないはずです。
それって「オンライン朝の会の実施」ですか?
私は違うと思います。